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日記・2008年6月

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6月1日(日)

天候

 晴 8時05分現在 13.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 13.8度/7.5度
 久しぶりに晴れて気持ちが良い一日であった。

今日の写真

8時9分
バルコニーからの南側
バルコニーからの南西側
バルコニーからの南東側

暮らし

川俣まで買い物に出る

 昨日と今日、農休日のため、久しぶりの晴天だったが、残念ながら作業はお休み。
 買い物に片道30キロ近い川俣町に出かける。
 我が家の買い物は約1週間分の食料品と農業などに使用する資材などで、ガソリン高騰のおり、出来るだけまとめて購入し、買い物のサイクルはおおよそ一週間単位としている。 

テレビアンテナの位置を移す工事を始めた

 我が家のテレビは、サテライト局と自宅の間に矢岳山がすっぽり入り、通常の受信方式ではまったく見えない。 高性能のアンテナとブースターで、NHKとそれより高いチャンネルのテレビ朝日系の福島放送以外は、天候によって変わるが画質で2+から3-程度で何とか見える。
 以前、テレビアンテナの位置を動かして受信環境がどう変わるか調査した結果、今の位置から少し移動すると何とか今まで見えなかった局が見えるようになるポイントがあった。
 そこに、穴を掘って鋼管を立て、それに同じく鋼管で支えを取った。
 後日、アンテナを取り付ける。
 右が今までのアンテナで、左が新しく建てているもの

夕方ご近所からお呼びがあり、家内とお邪魔して、しばらく歓談した

 お茶を飲みにおいでとの事であったが、行くとオチャケであった。
 それを飲みながら、四方山話に花が咲いた。
 そのため、今日6/1の更新が出来なかった。

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6月2日(月)

天候

 曇り 6時30分現在 11.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.9度/9.8度
 ほぼ一日曇りで、夕方から霧が出てきた。

農業

ジャガイモに肥料を施す

 ジャガイモの畝に元肥はまったく入れてなかったので、発酵鶏糞を株と株の間にお茶碗一杯程度浅く入れる。
 一番畝の東半分には、肥料無しで収穫がどうなるか等の試行のため肥料を今回も入れなかった。
 ジャガイモの畝の14番まで肥料入れを草取り、土寄せと兼ねて行なったため、1日掛かりであった。
 分かりにくいが、株間に醗酵鶏糞を入れている
 これに軽く土を被せて終わり。

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6月3日(火)

天候

 朝方曇り、9時過ぎから雨 5時58分現在 13.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 19.4度/11.4度

今日の写真

5時57分バルコニーからの南側
 朝早いので、まだ天候は曇り。
バルコニーからの南西側
バルコニーからの南東側

農業

ジャガイモの種芋について

 今年のジャガイモは、キタアカリ、メークイン、イータテベーク、インカノメザメとインカノヒトミの5種類を植え付けた。
 最終的には収穫してみないと分からないが、どうも年々種芋の質が落ちてきているような気がする。
 特に、メークインはキタアカリに比べて通常でも発芽しづらいのだが、それにしても今年の種芋は発芽率が良くないし、出てきた葉がなんだか縮れぎみだったり、これがジャガイモの葉と思うようなものまであり、品質が良くないように感じられる。
 又、インカノメザメとインカノヒトミはまったく発芽してこなかった。私だけでなくご近所でも同様とのことであった。
 自分の技術が未熟なのかも知れないが、放射線で芽止めをしている食用の芋が種芋として流通しているのではと疑いたくなるような状態であった。

 インターネットでジャガイモの種芋に関して調べてみると、ご多分に漏れず今はやりの偽装なども種類に関してあるようで、種芋おまえもかと言うような状況にあるようだ。

 5月28日にも書いたが、ジャガイモを連作しても必ずしも全部に病気が出るものではないようで、今後は残渣を有効利用する必要がありそうだ。
 メークインの多少おかしいと思われる株
 葉にぼつぼつが出ている。
 少しはましなメークインの葉

セルトレイに種蒔きしたスイートコーンと枝豆は大部分が発芽してきた

 スイートコーンの定植はもう少し葉が成長するまで出来ない。
 枝豆はその時期であるのだが、天候が良くなく、作業が出来ない。
 スイートコーン(ゴールドラッシュ)の発芽状況
 枝豆(早生枝豆・白鳥)の発芽状況

畑の状況

 日照不足で気温が上がらないためか、全般的に畑の作物の生育は遅れ気味の感がある。
 畑にキノコが出てきたのには驚いた。かなり、湿潤になっている証拠である。
 スイートコーン
 枝豆
 枝豆のクローズアップ
 ジャガイモ畝-1
 ジャガイモ畝-2
 上東畑の蕎麦
 例年、夏蕎麦は雑草に覆われて収穫できなかったが、もしかして、今年は収穫できるかも。
 しかし、雑草が繁茂するのはこれからなので、どの位この畑の雑草取りに時間が割けるかによるところが大きい。 
 自然に発芽した蕎麦の中には、もう花が咲いているものもあった
 
 畑の通路に生えてきたキノコ
 結構あっちこっちに出てきている。

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6月4日(水)

天候

 一日曇り 6時30分現在 13.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 14.9度/12.0度

農業

少しずつ地温が上がってきた

 今日、日中ほとんど日が射さなかったのに、17時に15センチ下の地温が18度もあった。
 何とかこのまま温度が上がってほしい。

上畑西の下の部分を整理する

 ここに、大豆などを蒔くために、自生した蕎麦やジャガイモを撤去した。
 葉がきれいなジャガイモは、この畑の西側に移植したが、本数は少ない。
 蕎麦も太いもののみ上の畑に移植した。

早生枝豆を定植した

 種を植えつけたセルから双葉が多く出てきので定植するために、セルトレイの切り離しをしていたら、双葉に傷があったり、腐っているものがかなりあった。
 極早生の枝豆の畝の空いている所に、2列、15センチの株間で121本定植した。
 189粒の種を蒔いたが、残りの68粒は葉が出ていないか、傷んでいる物で、発芽率は、この段階では64%である。
 種子の袋には、発芽率は80%以上と書いてあったが、ぜんぜんそこまで行っていない。
 この中からもう少し定植できるとは思うが。
 この様に双葉が腐っているものや、地表に現れた双葉の片側が腐ったように茶色に変色し取れているもの等がある
 多分、虫ではなく、種子が発芽するときに何らかの原因で双葉に亀裂が入り(下写真参照)、そこから障害が発生しているのではないかと思う。
 直播している種子でも、このような現象は発生していた。
 尚、幼虫が双葉の中に隠れていたものが1株だけあった。
 双葉に亀裂が入ったもの
 亀裂の入る時期により、傷害に強弱があるのでは。
 正常に発芽したものは、当然、亀裂は入っていない。
 分かりにくいが、畝幅45センチ、株間15センチで定植したもの
 

種の消毒について

 最近の種は、消毒していないものが増えてきていて、この枝豆の種(大豆)もそうである。
 そのためかどうかは定かでないが、芽が出てきたときすでに腐っているものが結構あった。
 スイートコーンは種子消毒されているためか、大豆のように発芽するときに腐っていると言うことは無く、逆に、発芽しなため放置していた種子がぶよぶよになっていても腐ることは無い。
 
 消毒した種子が成長して、その成果物を口に入れるとき、人体にどのような影響があるか調べてはいないが、もし、何ら影響が無いとすれば、消毒しないことにより種子が腐り、それを廃棄することで、資源を無駄にしていることにはならないのかという疑問がある。
 影響あるのであれば、そのような状態のものを廃棄することは、安全な食物を生産するためのコストとして容認するしかないのだが。
 しかし、矛盾しているようだが、スイートコーンの種子がまったく腐らないと言うことには、これはこれで何かその薬に対して抵抗感がある事も事実である。

 こんなことを書くのは、日頃、別のことでこの安全志向について考えているためである。
 それは、住宅を作るとき針葉樹合板を多量に使用するので、安いときまとめ買いし、屋内に保管するスペースが無いため、外にシートを掛けて置いている。
 この保管が曲者で、いまどきのものは、ほとんどがシックハウス症候群対策でノンホルマリンで作られているため、雨が降ったりして湿気が多いと、すぐ、カビてきて、使い物にならなくなることがある。
 大切な資源がこのために廃棄することもあろう。
 以前は、単純に安全であれば良いと考えていたが、しかし、限られた資源の有効活用とは相反する面があるのではないかと最近思うようになった。

小豆を蒔いた 

 枝豆の畝の上の畝に、大納言を播いた。

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6月5日(木)

天候

 曇り、時々晴れ、夕方から雨 7時10分現在 12.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.6度/8.5度
 昨日の夜中、星が出ていたので、最低気温が下がった。

農業

ジャガイモにつくニジュウヤテントウムシが少ない

 畑は種子消毒されているものを除くと、無農薬で作っているため、毎日朝、虫取りと状況確認のため見回る。
 今年は、昨年まで沢山いたジャガイモのニジュウヤテントウムシがほとんどいない。いないほうが良いのだが、なんだか、肩透かしを食っているような感じで、やはり、今年は温度が上がらない異常な天候なのかと思ってしまう。

早生枝豆の少し状態の良い苗を定植した

 昨日、不良で定植しなかった苗にたっぷり水遣りをしたら、今日、双葉が出てきたものや、双葉が腐ったようなものに無傷の本葉が出てきていたものがあり、全部で8本、昨日の畝の続きに定植した。
 合計で、129本で、発芽率は、68%となった。

極早生枝豆は、日照不足の中、それなりに成長しているようだ 

家つくり

小屋の軒に積んでいた板や柱を、ビニールハウスの中に移した

 小屋の中を整理するために、軒の邪魔になるこれらの板などをビニールハウスにウマを置いて、移した。
 ここの軒先に、昨年収穫した秋蕎麦をメッシュの袋に入れ保管していたが、そのうちの一つが下の積んでいた柱の間に落ちていて、そこにねずみが来ていたようで、沢山のふんと尿の後があった。
 それを水で洗った後アルコール消毒をしたり、どうしようもないところは切り落とすなどの処理しながら、移動していたので、午後一杯掛かった。

 木材の保管はちょっと油断すると、アリの巣となっていたり、ねずみの巣窟になるので、時々、チェックするため保管場所を移動する必要があり、大変厄介である。

生活

ほうれん草と筍のおすそ分けがあった

 わざわざM氏が、午後ほうれん草、その後夕方に筍を持って来てくれた。何れも、ご近所からのお使いやもらい物のおすそ分けとのこと。
 ほうれん草は葉が厚く食べるとエグミがなく、大変おいしいかった。
 ここの筍は、孟宗竹などではなく、形もかなり成長していて、ちょっと見では竹といっても差し支えないようなものだが、茹でて煮付けにしたり、味噌汁に入れて食べるとおいしいものである。

田舎暮らしの注意点・虫編

 田舎暮らしに付き物で不快なことと言えば、虫で、これは、田舎の自然環境が良いところで生活する以上覚悟しないといけない。
 虫は、アブ、蚊、ブヨなど、犬猫にはそれに加えてダニである。
 アブは、これから夏過ぎまで、トラクターでうなっていると背中を「ぶちっ」と刺していく。
 刺された瞬間は注射をされたように痛く、その後、そこが腫れて来ていたが、最近は、刺された瞬間痛いだけで、その後腫れる事は無く、割と早く免疫が出来た。
 対策としては、シーズンになるとトラクターに蝿叩きを常備していて、現れると、それで叩き殺している。

 蚊は、刺されても一瞬痒いだけで、ウナコーワを塗っておくとすぐ痒みが引いて、たいした事は無い。
 どうしてもだめなのが、ブヨ等の小さい物で、刺されると今でも少し腫れ、しばらくそのしこりが残る。
 これは、早朝や夕方になると出てきて、顔の前にまとわりついて、そのうち刺してくる。
 対策は、蚊取り線香で、動作が緩慢な作業をする場合は、日中から腰に下げる。
 帽子に虫除けの網を掛けて、それ被って作業する場合もあるが、汗仕事の場合は蒸し暑く、これも大変である。
 刺されてしまうと、出来るだけ早く「ウナコーワ」を塗る。この時期、我が家では一人に一本である。
 したがって、春や秋の季節が好きな理由の一つに、これらの虫がいないということもある。

 犬や猫を散歩させた後は、入念に顔の周りや首筋、腹などを目視と手探りでチェックする必要がある。
 怠ると、血で満タンになったダニを踏み潰して、床を血に染め、ギョッとする事があるので要注意である。
 アブには刺されることはない様だが、蚊やブヨは、朝や夕方散歩させるときに刺されるので、刺された後にこれもウナコーワを塗るが、効果があるかは今一分からない。

 蝿は刺したりしないので、基本的には手で追い払う程度である。
 五月蝿くなると、朝、室温が下がってきた時に、掃除機で吸い取ることや、昔懐かしい蝿取りリボンを吊り下げる事もある。
 このレトロな蝿取りリボンは、殺虫剤を使用したくない我が家には、価格も安いしぴったりの優れものである。
 下げておくと、何時の間に、こんなにというくらい取れているものである。
 以前、小蝿取りを使用したことがあったが、家ではあまり効果が無く、このリボンの方が断然良かった。
 ただ、困るのが一つあり、それは、猫がジャンプするときに、どうしたものかこれに触ったため毛に付着して、大騒ぎになったことである。
 それ以来、猫が歩くようなところの近くには下げないようにしている。

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6月6日(金)

天候

 昨日の夕方から朝まで時折かなり激しい雨、10時過ぎから曇り、時々晴れ 7時10分現在 16.7度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.9度/12.5度
 時々日が差すと、さすがに6月、大変暑くなるが、風がまだ冷たい。

今日の写真

 7時13分バルコニーからの南側
 まだ、雨が降っている。
7時13分 バルコニーからの南西側
7時13分 バルコニーからの南東側
 危なっかしいニャン
 バルコニーの手すりで、一番細くなっているここにバルコニーの床から飛び乗る。
 いつかは下に落ちるのではないかと、ひやひや物である。
 今は、下に雨避けのタープを張っているので落ちても猫なので問題ないが、風が強いときにはこれを巻くので、そのときは心配である。 

生活

せみの初鳴きを聞いた

 ミンミンゼミだと思うが、今年初めて鳴くのを聞いた。
 後で地元の人に聞いたら、田植ゼミと言うのだそうで、ここ数日間は鳴いていたが、その後、ぱったり聞かなくなった。

農業

スイートコーン(ゴールドラッシュ)の種蒔きをした

 地温が相変わらず低いため、直播は避けて、セルトレイ21ケースに336粒を播いた。
 培土は家の10年物の堆肥の土を使用した。
 これを定植するためには、今準備している畝では足りないので、堆肥を入れた畝にマルチを張る必要があるが、土がまだ過湿のため、もう少し晴天がないと畑にロータリーを掛けることが出来ない。

スイートコーン(ゴールドラッシュ)を定植した

 5月24日に種蒔きしたスイートコーンの発芽したもの全部151本を定植した。
 今回は種蒔きから定植まで13日間である。
 今日定植した苗は左の下から7番目からの小さい苗
 手前は、5/24に定植したもの。
 この畝は、5/7に定植したもの
 左の3番目からの定植したばかりの苗と比較すると、その成長の差が分かる

トーモロコシ用の畝に実生からを成長している蕎麦を別の畝に移動させた

 昨年の種から自然に成長した蕎麦はかなり良質のため、そのまま抜いて捨てるのはもったいないので、出来るだけ根に土が付いた状態で引き抜いて、夏には秋蕎麦を植え付ける予定の畝に移した。
 蕎麦の収穫量からして、こんなことをしてもたいした事は無いのだが、折角成長したのだから、何とか収穫までと思っている。
 移植した当初はぐったりだったが、7日の午後に見たら、大部分がしゃきっとしていた
 ジャガイモの畝にも同様の蕎麦が沢山あるので、時間があったら、これも移植したい。

イータテベーク研究会から購入したカボチャの種「雪ん子」の種をポットに蒔いた

 今年は地温が低い日が続いたので、70粒全部ポットに蒔いた。

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6月7日(土)

天候

 晴れ時々曇り、夕方から雨 6時50分現在 14.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 21.1度/10.5度

生活

川俣に買い物に行く

 日曜日、上さんに用事があるので、今日、17時過ぎに川俣に食料品などの買い物に行く。

昨日に引き続き、今度はほうれん草をいただきに行く

 今日もM氏から、S氏のハウスでホウレンソウを次の種蒔きをするため、出荷できないものを処分したいので、取りに来ないかとの連絡があった。
 今までは、畑にある規格外で出荷できない物は、ロータリーでつぶしていたが、M氏の奥さんにもったいないことをすると言われたため、ご近所さんに必要であれば分けることにしたとのことで、取りに来ないかとのお声掛がM氏にあったとの経緯だった。
 ありがたく頂戴に、私は手が離せない仕事をしていたので、家内を行かせた。
 しばらくして帰ってきたら、沢山いただいて来たので、無農薬のホウレンソウのため娘にも送ることにした。

生活

超簡易太陽熱温水器を作った

 時間が無いので、以前の作りかけの方式より、もっと簡単に作れる方式に変更した。
 前は、台を作り、それに架橋ポリエチレン管きれいに巻いて並べで、作るものであったが、今回は、合板を地べたに敷き、それに架橋ポリエチレン管100メーターを配管部分を10メーター程度取って、残りを置いていく方式に変更した。
 ボイラーの入り口から、この簡易太陽熱温水器の取り入れ口に接続し、その出口をボイラーの入力とする物である。
 井戸は真夏でも10度前後で、この温度のままボイラーに入るので、水道などと比べたとき効率が大変悪いことになる。
 簡易方式のため、温度があまりあがらず、且つ、容量も少ないが、灯油の消費を少しでも改善するため、使用することにする。
 簡易温水器の全景
 合板4枚を使用し、ここに載せる架橋ポリ間の長さが90メーターのため、這わせるとこの程度となる。
 簡易温水器の左側
 井戸の水とボイラーの間に、温水器の入出力を取り付ける
 温水器を使用しないときは、バルブAとバルブBを閉じで、バルブCをあける。
 使用するときは、バルブAとバルブBを開けて、バルブCを閉じる。
 温水への入力は接続しているが、出力はまだ繋いでいない。
 これは、この架橋ボリ管をしばらく使用していなかったが、中がどの位汚れているか不明のため、しばらくここを流れる水を潅水などに使用してきれいにし、それから繋ぐためである。
 チャッキ弁は、逆止弁ともいい、水などが逆流しないようにする部品である。
 入力のチャッキ弁は、井戸の電源が止まったとき、温水からの水が、逆流して井戸側に戻ることを防止するものである。
 出力の弁は不要なので、後日撤去予定。

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6月8日(日)

天候

 曇り時々晴れ 朝方濃霧 9時現在 20.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 23.4度/13.5度

生活

三山神社のお祭りは次の日曜日

 この行政区の神社として稲荷神社があるが、その中で、この地区にも小さいが神社があって、湯殿山、月山、羽黒山を祭っている三山神社である。
 三山神社の御神体はとあるところに祭ってあるが、遥拝所は地区の入り口付近に建っている。
 その御祭が、15日にあるとの連絡が世話人から会った。
 ここに移住して少し経ってから、氏子になった。昔氏子は三十数名居たのだそうだが、今は、16名で私が入って17名となった。
 今まで減る一方であったが、始めて増えたと喜ばれた。

家の道路の周りの草刈

 朝、草刈をしたついで繁茂している道路沿いの草刈をした。
 だいぶ草刈機の歯のチップを岩やコンクリートにぶつけて、なくなっているため、バランスが取れず振動が激しく、少し作業をしているだけで手がおかしくなる。
 次の作業までには交換しないといけない。

超簡易太陽熱温水器が完成

 ホースを畑の潅水ホースに接続して、移植した蕎麦に水遣りをして、ホースの中を掃除後、ボイラーの入力に接続した。
 サヤ管の接続口や入出口をテーピングして、異物がここに入らないようにした。
 そうしないと、虫や蛙等が少しの隙間から入り、棲家とするためである。
 断熱処理後
 どうしたものが水の配管の上に蛙が乗っていた。
 サヤ管の接続部分
 サヤ管にホースが入る部分

農業

農地水環境の第ニ回目の作業として堰の草刈があった

 前回、泥上げした堰の今度は草刈があった。
 朝5時からの作業のため、久しぶりに4時過ぎに起き、草刈機を持って参加した。
 7時までの作業で、人も多く、泥上げとは違いそんなに大変ではなかったが、朝早いのには参った。
 最近朝は6時過ぎぐらいに起きているので、5時からの時間帯では体が目覚めていないため、草刈のような危険な作業には十分な注意が必要である。

ジャガイモの畝にある蕎麦を今日も移した

 畝間に草が生えてきたので、ここに管理機を掛け土寄せをするため、邪魔になる太い蕎麦を西側の畑に移植した。

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6月9日(月)

天候

 曇り時々晴れ 7時15分現在 16.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 23.9度/14.6度

生活

薪小屋の薪が崩れたのを直す

 パレットの支えが取れて積んでいた薪が崩れたので、支えを再度取り付けなおし、積み直した。

農業

ビニールハウスに遮光ネットを掛けた

 太陽が顔を出すと、さすが6月の日差しでビニールハウスの中の温度がどんどん上がり40度にもなる。
 そのため、以前購入していた幅2メータの遮光率75%の遮光ネットをビニールハウスに掛ける事にした。
 幅2メータで長さ50メーターの物を必要な長さで切り取り、取り付けたが、幅が足りず、日光がかなりの部分に差し込む。
 これではまずいので、アクリルテープで二枚を張り合わせ4メーター弱としてビニールハウスに被せて、端をパッカーで止めて、ハウステープで縛り取り付けた。
 中はかなり快適になった。
 ただ、トマトなどは、もう少し日照が必要なので、南側の2メーターぐらい空けて、この部分にトマトを置いた。
 西側を少し長めにしている
 こちらは東側
 南側の入り口付近には日差しを必要とするものを置くため、遮光ネットを掛けていない。

ジャガイモの畝にある蕎麦を引き続き移した 

 以前と同様、邪魔になる太い蕎麦を西側の畑に移植した。

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6月10日(火)

天候

 晴れ 5時45分現在 12.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.9度/10.5度

今日の写真

5時44分 バルコニーからの南側
 快晴で、大変気持ちが良い朝である。
 バルコニーからの南西側

生活

木陰に車の駐車スペースを作った

 今までは、車を日の当たるところにしか置けず、中が大変暑くなるため、西の沢側の午後から木陰となるところに、駐車スペースを作った。
 バックホーで少し均して、足りないところは、北西の端の土をバックホーですくって、トラクターのキャリアに積んで運び、それを均した。
 軽とワゴンを置ける程度のスペースに作り、早速、ここにそれぞれ駐車した。
 西日が当たらないので快適である。

超簡易太陽熱温水器は効果抜群である

 水量は40L程度ではあるが、日中手を入れられないくらい熱い。
 この熱いお湯を風呂にためて、夕方シャワーなどの変わりに、このお湯を汲んで充分使用出来きた。

農業

ビニールハウスに遮光ネットを掛けたが、効果は抜群である 

 朝から太陽が出ていたが、遮光ネットのおかけで、そんなに中は暑くならなかった。
 始めて遮光ネット(75%)を使用したが、こんなに効果があるとは思わなかった。

ジャガイモの畝にある蕎麦を引き続き移した 

 今日も、ジャガイモの畝の蕎麦を移した。
 日中、大変暑いときに移したので、ちゃんと定着するか心配である。

ジャガイモの畝の間に管理機を掛ける 

 邪魔になる蕎麦を移したので、管理機で草取りをする。
 畝間は作業のために雨の後もここを歩いているため、土が大変硬くなっていて、管理機のロータリーではうまく耕せないが、何とか掛けた。

 スイートコーンの芽が出てきた

 6日にセルトレイに蒔いたスイートコーンの芽がいっせいに出てきた。
 大分温かくなったためか、4日で発芽した。
 スイートコーン(ゴールドラッシュ)の発芽
 今日、大部分、発芽していた。
 顔を出した発芽してきた芽

 畝立て用にロータリーの爪を抜いた

 トーモロコシ用の畝は、中央に管理機で溝を切り、その中に牛堆肥を筋状にいれて、今までは管理機で片側ずつ土を被せて作っていたのだが、今回は、トラクターのロータリーで畝立てをしてみた。
 そのため、ロータリーの中央部を6枚ほど抜いて、畝の中央に入れている堆肥が散逸しないようにしてから、耕した。
 なかなか上手くいかず、試行錯誤をしながら行なったが、まだ、満足するレベルには達していない。
 この後、管理機による手直しが必要なようだ。

 もう一つのやり方として、管理機で溝を切らずに、畝の中央に堆肥を載せて、ロータリーも爪を抜かず、そのまま耕す事も、試みてみよう。
 上手くいくと、こちらのほうがかなり省力化になる。
 爪を抜く前
 爪を抜いた後

 スイートコーン用の畝を2畝と2/3畝に堆肥を入れ、畝立てした

 以前2畝を作ったが、今日はその上に2畝、インカノヒトミ、インカノメザメを植えた畝から発芽しないため、この畝をスイートコーンに転用し使用することにしたので、その部分2/3畝を作った。
 そろそろ、直播をしないといけない時期になっているため、雨などの天候のタイミングを図っている。

 スイートコーンに分げつ(脇芽)が出てきた

 始めに定植したものの中に、分げつが出てきたものが数本あった。
 この温かさで、やっと生育が進んできたようだ。
 

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6月11日(水)

天候

 曇り時々晴れ、夕立あり 6時05分現在 17.1度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 26.9度/12.0度
 16時ごろすごい降雨があり、畑の中に多量の水が流れ込み、歩くとぬかるむ田圃のようになった。
 畑は少し乾くまで入れない。

今日の写真

18時45分 バルコニーから見た夕暮れの南南東方向
 宅地から見た北西側
 左手のブルーシートが掛かっている小屋は古い薪小屋で、右手のブルーシートのハウスは、新しい薪小屋。
 古い薪小屋の薪を新しい薪小屋に移し、これは撤去する予定。
 車2台があるところは、昨日作った駐車スペース。
 お昼過ぎには、木陰となる。
 バックホーを置いてあるあたりに焚き火が出来る場所や炉のスペースを作りたいと考えている。
 今が盛りのイチゴ(トチオトメ)
 以前はもう少しあったが、雑草に負けてこのくらいになってしまった。
 それでも、少しずつではあるが赤くなってきて、仕事に疲れたときなどここに来て摘まんで食べると、疲れが取れる気がする。
 昨日の少し取れたときの写真
 屋敷内で取れる蕨
 そのときの天候によって多少はあるが、毎日取れていて、食卓に上っている。
 今年は、蕨が不作の年のようで、いつものように太くないとご近所さんが言っていた。

農業

ジャガイモの畝にある蕎麦を今日も移した 

 これで、ジャガイモの畝の大きな蕎麦は全部移した。
 以前移した西側の畑にも、その後、成長した蕎麦がまだあるので、ここの数畝にロータリーを掛けるため、その前に移す必要があり、1畝の蕎麦を今日移した。
 昨日までに移した蕎麦は、何とか活着しているようだった。
 茎や葉が太く大き物のみ選別しているので、上手くいくと、今年は夏蕎麦がここからも収穫できる。
 邪魔になる畑から移植した蕎麦
 すでに花が咲いているものも多い。
 奥に見えている白い袋や橙色の袋は、抜いた雑草を入れているもの。
 一段落ついたらここから撤去する。

昨日ロータリーを掛けた畝の一番下側にマルチを張った

 ロータリーを掛けただけでは畝の形が良くないので、転圧したが、これでもマルチを張れるような台形にならなかったため、両サイドに管理機を掛け土寄せをしてから、板で均して形を整えた。
 黒マルチは全部使用したため、ギンネズと言うものを黒マルチより安かったので購入していたので、今回それを使用した。
 このマルチは予想したものより透明のマルチに近く、表面が銀色の反射幕が薄く掛かっているようなもので、もしかして虫除け効果があるのかもしれないが、雑草対策としては失敗だったかも。
 というのも、黒マルチを使用する目的が地温を上げることと雑草の抑制のためだが、透明なマルチでは、それより地温は上がるが雑草抑制効果が無いためである。
 今後、どうなるか経過を観察したい。
 左の畝がギンネズを張ったもので、右は黒マルチ
 雨の後のため、中が曇っていて透明に近いのが良く分からなくなっている。
 

ロータリーの抜いた爪6本中4本をまた取り付けた

 6本の爪を抜いたら畝の中央が少しへこんでいた。
 そのため、中央を除いて4本取り付けた。
 これでうなってみてその結果でどうするか検討したい。
 元々、ロータリーを掛けただけでは畝立ては出来ないのだが、何とかして、畝立ての手間を省きたいので、試行錯誤している。
  

蕎麦畑の蕎麦も花が咲いてきた

 今年の夏蕎麦は、このまま雑草が出なければ収穫が出来るかもしれない。
 ミツバチなどがもうやってきて、ブンブンとうるさいくらいである。
 花が咲き出した蕎麦畑(上東畑)
 蕎麦の花はほとんどが白いが、たまにピンクのものがあり、可憐である。
 蕎麦の白い花
 蕎麦のピンクの花

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6月12日(木)

天候

 曇り 6時現在 14.7度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 26.9度/13.8度
 今日一日気温が上がらず、肌寒かった。

生活

テレビ用のアンテナを新しい位置に取り付ける

 昨日の雨の後、今日も曇りのため午前中は畑仕事が出来程乾いていないので、アンテナの取り付け工事を行なった。  現在のアンテナ位置は冬から春先にかけては何とか見れていたけれど、初夏が近づくにつれてだんだん映りが悪くなっていた。
 そのため、以前もっと受信状態の良いところを探してポールだけは立てていが、畑仕事が忙しくそのままになっていたものである。

 アンテナを2本使用するスタック方式でやってみた結果、以前より悪くなり、まったくスタックのメリットが無い。
 原因は、2本のアンテナの出力を合成するUHF混合器がスタック専用でないため合成ロスが大きいことにあるのではないかと考え、シングルにしたら、改善されて、以前より良くなった。
 取り付けは、ポールを先に取り付けてから、これに後からアンテナを取り付ける方法で行い、即席に脚立を二つ組み合わせて一つの長い脚立にして行なった。
 脚立の使用方法としては邪道のため、良い子はまねをしないように。
 方向と仰角は矢岳山の頂上付近に合わせた。以前のアンテナより、多少良くなったようだが、通常の受信状態とは程遠い。
 新たに設置したアンテナ
 右側のアンテナは従来使用していたもの。
 そのうち、衛星アンテナを新しいほうに移動後、撤去する。

農業

ネギを移植した

 家内が家庭菜園部にある千本ネギを畑に移植すると言うことだったので、午後から畑が多少乾いてきたため、上畑西の上部の2畝に管理機を掛けて溝を掘り、ここにネギを植えた。

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6月13日(金)

天候

 曇り 6時現在 9.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 19.6度/7.8度
 夜中満天の星で放射冷却によりずいぶん冷えた。

農業

ネギを昨日に引き続き家内が残っていたものを移植した

 これでネギは40メーター畝で一畝半となった。
 残った畝にポットで育苗していたキャベツも定植した。

畝立てした

 上畑西に豆類を多く蒔いているが、まだ種は沢山あるので、それを植え付けるために、3畝にロータリーをかけ、管理機で畝立てした。
 これでいつでも蒔ける。
 昨年の大豆で味噌を作ったが、今年は小粒の大豆が手に入ったので、上手くいったら納豆を作る予定である。
 

ジャガイモの畝間に管理機をかけた

 雑草が伸びてきているので、畝間だけでもそれを退治するために、ジャガイモの畝のほとんどに管理機をかけた。
 管理機も畑が傾斜しているので、低いほうに流れるため、それをコントロールするため大変腰の力が必要で、ここは畝の長さが42メーターあり、それを16回、全長700メーター弱行なったので、今日は大分腰に来た。
 いつもはシャワーなのだが、腰の養生のためぬる目のお風呂にしばらくつかったら、大分楽になった。

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6月14日(土)

天候

 晴れのち曇り 6時35分現在 14.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.4度/9.5度

生活

8時43分に地震があった

 岩手県南部を震源とするマグニチュードM7.0の地震があり、ここでもかなり揺れたが、おかげさまで被害はまったく無かった。
 感じでは震度3程度か。その後時々余震があり、9時半過ぎでもまだ続いている。
 周辺の市町村では震度4で、ここは3との事。この村は、花崗岩の岩盤の上にあるというのが実感として分かる。
 ありがたいことに、皆さんからお見舞いの電話をいただき、感謝しています。 

大熊町のスーパーセンターに買い物に行く

 いつもは日曜日に買い物に出るのだが、明日は、三山神社のお祭りなので、今日、ドライブがてら、大熊町にあるスーパーセンターに行った。
 ここは、今年オープンしたところで、そのころ付近を通ったので行ったことがあるが、食料関係は充実しているも、その他はあまりぱっとしない印象があった。
 私は農業資材がほしくて行ったのだが、やっぱり、普通のホームセンター程度で、必要なものが無く、結果的には家内の買い物に付き合っただけであった。
 行くときは、山道を通っていったが、帰りは、国道6号線を北上し、原町のホームセンターによって、必要なものを探しても、やっぱり無かった。
 ここら辺のホームセンターで農業資材関係が充実して安いのは、川俣にある店が一番と思う。

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6月15日(日)

天候

 晴れ 6時現在 12.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 19.9度/9.8度

生活

三山神社のお祭りがコミセンであり、それに氏子として参加した

 8日に案内があった三山神社のお祭りが、ここのコミセンで開催さた。
 始め、氏子会の運営について話し合いが行なわれ、会長等の役員や規約について決め、その後、お払いがあり、会食となった。
 お昼から飲み始めて、二次会がW氏であり、そちらにも顔を出して、20時過ぎまで飲んでいた。
 かなり酔ってしまったので、家に帰ったら、そのまま寝てしまった。

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6月16日(月)

天候

 晴れのち曇り 6時現在 14.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.9度/14.6度

生活

今日は筍とイチゴをいただいた

 朝方、O氏から筍、夕方、K氏からはイチゴをいただいた。
 お返しは、今取れる唯一のイシャレットで、K氏にはネギも土を掛けて置くと増えるので、持っていってもらった。
 筍は、茹でてから、キムチの素で絡めて、酒の肴においしく食べた。
 イチゴは、昔懐かしい味の種類のもので、コンデスミルクを掛けてこれもおいしく戴いた。

農業

スイートコーンの定植をした

 土日と休んだので、スイートコーンの定植を行なった。
 全部で321本定植した。
 発芽率(良品率)は、336個植えて321本定植したので、96%であった。
 午前中、定植の前準備で、セルトレーを一つ一つ切り分けて、生育具合により選別する。出来るだけ、成長が同じグループを近くに植えたいために行なっている。
 午後から暗くなるまで掛かって、全部を定植した。
 3葉までしっかり成長したもの
 右が3葉が少し出ているもので、左の1箱は2葉までのもの
 成長の度合いでグループ分けし、その単位で植えていく。
 そうすると、収穫の時期が大体等しいので、収穫量のめぼしがつきやすい。
 
 定植状況
 左の黒マルチ(20番畝)が以前に定植したもの、真中の黒マルチ(19番畝)の上部は6/6に定植した株で、その手前と左のギンネズのマルチ(18番畝)の途中までが今回定植したもの。
 ギンネズの畝は48穴を2列残している。
 定植状況2 

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6月17日(火)

天候

 晴れ 6時10分現在 10.7度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 23.9度/9.5度

今日の写真

 6時7分 バルコニーからの南側
 快晴で気持ちが良い天気である。
 南南西側
 南西側

生活

まだ余震が続いている

 昨日の夜や、今日の朝方から午前中にかけて、ここも少し揺れた。
 ニュースを見ていたら、震源から南側に被害が集中していて、北側にはあまり被害が出ているとの報道が無い。
 地盤が、震源の北と南では異なっているためなのか不思議である。

農業

蕎麦の花盛りである

 毎年、夏蕎麦は収穫時期になると蕎麦より雑草が繁茂して、その上を被ってしまい、収穫できるような状況でなくなるため、そのままロータリーをかけて、秋蕎麦の種としていた。
 今年は、毎年蕎麦を作っている上東畑に、蕎麦のこぼれ種から自然に発芽してきて少し経ったものをロータリーで雑草と一緒につぶしていまい、その後、発芽してきたものを生育させたため、雑草が少ないようだ。
 それと、ジャガイモ畑等から移植したものも元気に育っているので、量は少ないが、これも夏蕎麦として収穫できると思う。
 ブンブン羽音が五月蝿いくらい盛んに、これらの株にミツバチやその他の虫たちが群がって蜜を吸っているので、受粉は順調のようだ。
 上東畑
 移植したもの

スイートコーン、ジャガイモも何とか成長している

 今年は、気温が上がらず、生育があまりよくない。
 6月の中旬なのに、気候が1ヶ月遅い5月のような感じがする。
 今年は、たまたまビニールハウスの部品を戴いて建てることが出来たので、これで育苗でき大変助かっている。
 スイートコーンなど例年5月の中ごろ直播していたので、この気温では発芽してこなかった恐れが高い。
生育があまり良くないジャガイモの畝
 それでも、数株には花芽が出てきていた

スイートコーンの定植方法

 大きくなったものを見ていたら、今まで直播しかやったことが無かったため気が付かなかったが、定植するときに方向性があるようだ。
 想像力の欠如と言われればそのとおりなのだが、葉が重ならないように、互いに斜に植えるか、平行にしたほうが生育には良いと思われる。
 葉が互いに重なっている
 日の光を充分に葉に受けるように向きを東西なるように植えたものだが、これでは葉が重なってしまう。
 偶然、互いに斜めに植えたため、葉が重なることは無い
 今後は、出来ればこの方向で植えたい。

スイートコーンを直播した

 18番畝の途中から空いていた穴、48穴2列にスイートコーン(ゴールドラッシュ)を直播した。
 17番畝にギンネズのマルチを掛けて、158穴2列にも直播し、全部で、412粒蒔いた。
 欠株の補殖用にセルトレー2つ半、44個にも種を蒔いた。
 左手の17番畝全部と18番畝手前に直播
 播種状況
 補殖用のセルトレー
 右側の1鉢は、6月16日定植したものの補殖用。

スイートコーン20番畝の黒マルチを取り除いた

 5月7日、8日に定植した畝の潅水、土寄せや追肥のためにマルチを取った。
 昨年までは、雑草対策を重視してそのままにしていたが、今年は、よりよく育成させるために邪魔になるマルチを取ったものである。
 黒マルチの下は、まったく雑草が無くその効果は絶大である。
 中央部分がマルチを被っていた場所
 マルチの穴があいている茎の下には雑草がはえてきている。

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6月18日(水)

天候

 晴れ 5時10分現在 10.6度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.9度/10.4度
 朝深い霧、その後快晴、やっと6月らしい暑い気温となったが、木陰に入るとまだ風が冷たい。

今日の写真

 5時13分 バルコニーからの南側
 かなり濃い霧
 ここは、朝方晴れると霧のときが多い。
 南西側
 南東側

農業

昨日種を蒔いた畝に潅水した 

 播種してすぐに潅水したが、今日の朝にも潅水する。

上畑西の使用可能な畝を増やすため、そこにある蕎麦を上のほうに移植する 

 もう2畝豆類を蒔くために、その畝に実生から成長していたした太い茎の蕎麦のみを以前移植したならびに移した。

家のすぐ前の雑草地にロータリーを掛ける

 ここに、雑穀の種を蒔くため、耕した。
 ここは、傾斜していることもあり、今までまったく使用してなかったため、雑草が繁茂していた
 かなり地面が硬くなっていて、耕すのが大変だった。  

家のすぐ前の新たに作った畑にアマランサスを蒔いた

 畝の真中に溝を掘って、発酵鶏糞と灰を入れ、土を寄せて再度60センチの畝を作り、アマランサスを15センチ間隔で3粒から5粒程度を1センチの蒔き穴に蒔いて、薄く土を掛け、それを3列作った。
 粒がきわめて小さくて、取り扱いや播種が大変面倒くさい。こんなに小さいものを雑穀の産地ではどうして播種しているのだろうか。
 アマランサスの種
 スケールと比較するとその小ささが分かると思う。
 畝立てする
 その中央に管理機で溝を切り、発酵鶏糞と灰を入れる
 ここは、肥料がまったく無く、PHが低いところなので、この処理をする。
 両方から土を掛けて、又、畝を作り、板で転圧後、種蒔きをした
 通常は種蒔き後、潅水をするのだが、本には潅水が必要と書いてなかったし、少し強く行なうと、この小ささと極薄めの覆土では、種がどこに行くか分からないため、行なわなかった。
 始めて蒔くこともあり、勝手が分からず発芽するか心配である。

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6月19日(木)

天候

 晴れ後曇り、夕方から時々小雨 6時45分現在 17.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 25.6度/10.5度
 今日、梅雨入りしたとニュースで報じていた。

今日の写真

6時43分 バルコニーからの南側
 南西側
 南東側

農業

キビ、金ゴマ、黒ゴマを蒔いた

 昨日のアマランサスとほぼ同様の植え方で、これらを播種した。
 キビはまだしも、ゴマやアマランサスの種の小ささにはほとほと参ってしまった。
 5粒程度を点蒔したが、小さいためなかなかその近辺では蒔けず、いつも多く、時には10粒以上になるときもあり、大変時間が掛かってしまった。
 この手の種は、私の性格に合わない。最後には、面倒くさくなり、どれも適当に筋蒔きとなってしまった。
 大分手抜きしたので上手く発芽するか様子見である。
 キビは、アマランサスの下の畝、金ゴマは上畑東の一番下の大根の畝の空いたところ、黒ゴマは、キビの下の畝の西端に蒔いた。
 発酵鶏糞を入れ、これに灰を掛けて、両サイドを管理機で土寄せし、鍬で整形して畝立てした
 右がアマランサス、その左隣の畝がキビ
 黒ゴマの畝
 発酵鶏糞を畝の上に載せて、トラクターのロータリーを掛け、畝立てしたもの。
 畝の上、左2列が点蒔き、右の列が筋蒔き。

雨模様なので、急いで家庭菜園の部と大豆の上の2畝にロータリーを掛けた

 家庭菜園のサヤエンドウの横と、昨日、蕎麦を移した畝にロータリーを掛けた。
 家庭菜園部分の空いている所にロータリーを掛けた

ジャガイモとスイートコーンの生育状況を調査

 ここ数日の晴天と20度を越える温度の為か、ジャガイモの生育が進み、花芽が出ているものが増えていた。特に、メークインに多かった。
 一般的にはメークインの成長はキタアカリに比べると遅いのであるが、今年は逆で、メークインのほうが早い。
 少し前までは、通説どおりメークインが遅かったのだが、どうしたわけか逆転してしまった。
 キタアカリの生育がそれだけ思わしくないと言うことかもしれない。

 昨年の資料を見てみると、今年のジャガイモの成長度合いは10日程度遅く、スイートコーンはほぼ同一かすこし早いかも。
 ただ、昨年のジャガイモは徒長気味だったので、その後の大風で倒伏したり、梅雨末期の雨と晴天の繰り返しにより病気が出てしまっていた。
 その点、今年の物は小ぶりではあるが、がっしりとしているような気がする。
 本当はどうなのか、その生育状況の良し悪しは、収穫時期になると、結果として明確に判明する。
 結果がはっきり出るのはある意味百姓の醍醐味ではあるが、時として残酷な結末と言うこともある。
 ジャガイモの畝
 左側の畝はキタアカリ、右手の畝はメークイン。
 土が白くなっているのは、灰を撒いているため。
 昨年のほぼ同時期(2007年6月21日)のジャガイモの畝で、ほとんどの株で花が咲いていた
 今年の畑は昨年に比べてスカスカに見えるが、株間が異なっていて、今年50センチで昨年は20から30センチである。
 この写真から、昨年の株は徒長気味ではないかとも思える。
 メークインの花芽
 メークインの畝
 成長が遅いはずのキタアカリの株にひとつだけ花が咲いていた
 他の株では花芽はほとんど出ていなかった。
 上が今年の6月17日、下が昨年の6月21日のもの
 昨年の写真の左側の畝のものと比較すると、ほぼ同一か今年が少し生育が良いように見える。

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6月20日(金)

天候

 晴れ後曇り 6時45分現在 20.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 25.9度/17.0度
 夕方遠くで雷がなっていたが、雷雲や雨はここまでは来なかった。

今日の写真

 今真っ盛りのエゴノキ
 エゴノキの花は、アカシヤのような大変良い香りがする
 この実にはエゴサポニンがあり、昔洗濯に使用したと地元の人が話していた。
 この時期に咲くもう一つの白い花:ヤマホウシの花
 秋には食べられる赤い実がなる。
 移植した蕎麦は満開になっている
 蕎麦の花の匂いは、家畜の堆肥のような臭い匂いと、良い香りがするときがあり、その区分がまだ分からない。
 夕方の矢岳山と自家用ジャガイモ畑、スイートコーン畑

生活

 田舎暮らしの匂いについて

 今の時期、夜バルコニーに出ると、その時々の匂いが漂っていて、季節が実感できる。
 6月始めは、藤の花の香り、今の時期は栗の木の花の香りがする。
 栗の木は、秋田にいたころは何か生臭いにおいと思っていたが、ここのは、山栗のためかそれとは異なったすがすがしい香りがする。
 もう少しすると、ジャガイモの花の良い香りがする。
 散歩に行くと、今日の写真でも紹介しているエゴノキと野バラのそこはかとなく漂ってくる香りを楽しむことが出来る。

農業

 家の周りの草刈を行ない、防獣網を張るための杭を東側と北側半分に埋めた

 以前も防獣網を張るために、草刈をしたが、ジャガイモなどの成長がまだだったので、そのままにしていた。
 しかし、ジャガイモに花が咲き出して、匂いが漂う状態になると、猪が寄ってくる可能性が高い。
 そのため、網を張るのに邪魔になる畑の周りの草刈を行なった。午前中、草刈機の整備と刈り払い刃の交換を行い、それから始めたので、夕方近くまで掛かった。
 網を張るための杭は、以前薪にと貰ったものの中からあまり太くなく長いものを使用する。
 昨年は、バックホーのパケットで杭の頭を抑えて埋め込んでいたが、今年は、バックホーを畑に入れたくなかったことと杭として先端をある程度削って刺さるようにしないと入らないので、その加工が面倒くさいため、別の方法で行なった。
 その方法は、穴掘り用のスクリュー状の工具で少し廻しては土を出しという作業を繰り返し、穴を掘り、ここに杭を入れ、まわりに土を入れて埋めるというもので、今のところ畑のぐるりで30穴程度の穴を掘る必要がある。
 今日は、夕方から始めたので、11本しか埋めれなかった。
 明日は雨のようなので、完成はもう少し先になり、それまで猪が来ないことを祈るだけである。
 ちなみに現段階のジャガイモの芋は、真っ白くピンポン玉程度の大きさであった。
 上畑の一番南側(下側)の草刈後
 右の畝は、大根。
 杭として使用する薪用の木
 トラクターはロータリーをキャリアに交換し、運搬するのだが、面倒くさいとき、この様に載せて使用する。
 東側の立てた杭

スイートコーンの雄穂が葉の間から見えてきた

 一番先に定植した株の中で数本、雄穂が見えることに気が付いた。
 もうそろそろ、追肥と土寄せを行なう必要があるが、こうも土がカラカラに乾いていると、上手くいかないので、一雨がほしい。
 梅雨に入ったとのことであったが、今のところまとまった雨は無い。
 ここは、例年梅雨の初期段階はあまり雨が降らず、末期に多量、長期間降るのが特徴のようだ。
 梅雨でなくとも雨は、降り出すと数日続き、晴れも1週間から2週間続くのが、ここの天候である。
 葉の間から雄穂が顔を覗かせていた
 この分では、もう少しで雄穂が出るのでは。
 ここ数日の温かい天候で生育に勢いがついてきた

この前定植したスイートコーンの株に根切り出ている

 6月16日に定植した株の中で数本、茎が噛み切られている株があった。
 数日前にも1本あったが、これは、切られてすぐだったためか、株の近くをまさぐったら張本人がいて、厳罰を持って対処した。
 今回の犯行は、前日のようで、探したが見つからなかった。手塩に掛けたものがこのような状態になるとは、大変残念で悔しかった。

メークインの花が数本咲き出した

 昨日は花芽の状態であったが、今日、数本咲いていた。
 今年のジャガイモは生育が遅く心配していたので、大変嬉しかった。
 メークインの花
 花が咲いている株は、葉が大変よく茂っていて大ぶりで、この分では、大丈夫かも

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6月21日(土)

天候

 曇り時々晴れ、夕方一時小雨 5時45分現在 20.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 27.9度/20.0度
 天気予報では雨だったが、夕方ぱらぱらと来ただけだった。

今日の写真

5時43分 バルコニーからの南側
 キタアカリの花
 昨日のメークインとはかなり違う花が咲いているが、昨年の記憶では、両方の花はそんなに違っていないように思ったので、以前の写真で比べると、確かに、違っていた。
 記憶違いのようだ。
 成長が著しい数株に実が付き出した
 緑色の三角形のものが実で、成熟するにつれて茶色から黒色に変わる。

生活

午前中、電話連絡網で、葬式の連絡があった

 電話連絡は、この組のE氏のお爺さんがお亡くなりになり、葬儀の日程は後で連絡との内容であった。この内容を次の人に電話した。
 お昼頃組長さんと副組長さんが回ってきて、月曜日にコミセンで葬儀となり、私は今回役が無いので10時まで、上さんは会葬用の食事の準備で6時にコミセンとのこと。
 ここの葬式は、行政区の2つの班をくくった組と呼ばれる組織が仕切るもので、この組長が葬儀委員長となる組葬である。

川俣町に買い物に行く

 明日は予定があるため、今日川俣町に買い物に行った。
 食料品とビニールハウス関係の資材を購入した。
 上さんの話では、スーパーに行くたびに物が高くなっているとのこと。
 幸いに、今のところ、私の購入する農業関係の資材は、目に見えて高くなっていないようだ。

農業

一番成長している20番畝のスイートコーンに潅水した

 天気予報では雨とのことであったが、降りそうも無いので、午前中たっぷり潅水した。

直播したスイートコーンの大部分が発芽している

 乾燥した状態の6月17日に直播したので、上手く発芽するか心配であったが、大部分芽が出ている。
 暖かい日が続いたせいか、今までの最短記録の中3日で発芽した。
 川俣町まで行く道路沿の畑でスイートコーンの生育状況を上さんに見てもらったら、ほぼ家と同様ではないかとのこと。
 但し、家のように大規模にスイートコーンを栽培している畑は見当たらなかった。

防獣網を張るための杭を全部埋め、東側と一部の南側、北側に仮に網を張った

 昨日に引き続き、残りの杭を穴掘り用の工具を使用して掘って埋めた。
 買い物から帰ったからの作業のため、時間が無く、防獣網は一部だけ仮設置した。
 昨年使用後回収した網を使用しているので、あちらこちらが草刈機で切られて穴があいている。後日、これを補修する必要がある。
 この工具を使用して穴を掘る
 途中
 穴掘り完了
 杭を入れ、穴に土を落とし込み、棒でつき固めて完成
 左に曲がっているのは、右側が作物のある畑のため。

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6月22日(日)

天候

 曇り時々雨、後小雨 9時45分現在 19.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 27.9度/18.8度

生活

河川のクリーンアップに5時から出る

 集落を流れている飯樋川のクリーンアップ、早い話が草刈を5時に現地集合して行なった。
 河川の両側の土手と、川の中に出来ている中州の草刈を、上組全員で行なった。
 土手の草はこの季節そんなに大きいものは無いが、中州の草はほとんどがヨシで、もう背丈以上に青々と密集し繁茂していて、穂をつけている。
 これをバッサバツサと草刈機で刈っていくのだが、高く茂っていて向こうが見えず、両方から互いに見えない状態で刈っている場合があり、気をつけないと危ない。
 7時過ぎまで時折小雨が降る中の重労働であった。
 この川は農業用水であると共に消火用水としても使用するため、ここの住民の農家、非農家総動員の作業なのだそうだ。

家内が飯野町の古民家を再生した住居で行なわれた蕎麦打ちに行った

 お隣のM氏からのお誘いで、ご近所の方連れ合いで飯野町にある古民家を移築して再生した個人のお宅で行なわれた、蕎麦の会に出席した。
 この村の蕎麦同好会で、ここを会場にして蕎麦を打ち、それを食べて楽しむ会とのことで、自分も打ったり、他人の打つのを見て勉強になったとのこと。
 途中から、蕎麦同好会の先生が参加して、実演して見せていただいて、その打った蕎麦の試食も出来たそうで、これも大変勉強になったと喜んでいた。
 今年は、上手くいくと夏蕎麦が収穫できそうなので、その時期に新蕎麦として食べてみたい。
 ここは、早朝晴れているとかなりの確立で朝霧が出ていて、我が家の畑も深い霧に包まれている。
 通常、夏蕎麦は秋蕎麦に比べると味が劣るといわれているが、平地の夏蕎麦と違いがあるか食べ比べるのが楽しみである。

O氏経由でK氏から筍をどっさり戴いた

 今度のはK氏からの筍で、O氏はそれをわざわざ届けに来てくれたもの。
 早速、夕方小糠をいれて茹でた。 

農業

メークインの花が1/3程度咲いた

 昨日は数本であったが、今日、ほぼ1/3程度咲いていた。
 キタアカリは、やつと花芽が付き出した物が増えた程度で、まだ花は1本のみ咲いているだけである。

キタアカリとメークインの成長の差について

 この上畑と下畑の全体は、北側から南側に傾斜していて、その畝の位置により、堆肥の投入量に大きな差があるのではないかと土の状態によって推定できる。
 というのも、私が入れたわけではなく、以前の持ち主が畜産を営んでいて、そのため多量の堆肥の処分に困り、ここに入れたとご近所さんが話していた。
 しかし、全体に均一に入れたのではなく、どうも、ブルなどで押した様で、作業しやすい下側に多く入れたというのが実情のようだ。
 どちらの畑も、南側は多く、北側はまったく無いというように極端である。
 これが、今回のジャガイモの生育に大きく影響を与えたようだ。
 畑の上部からキタアカリの畝を取り、その続きにキタアカリを植えたため、地力はキタアカリの畝はあまり無く、メークインは多いため、それが生育の差となって現れたのではないか。
 その後、1番畝の東側半分を除き、どの畝にも発酵鶏糞を追肥しているが、生育の差はそのまま続いている。
 1番畝の東側半分は生育状況と食味がどう他と異なるかを試験するため、畑としてはほとんど肥料が入っていないところに元肥も追肥も施していない。 

建築

建築用の機械等を収納して、そこで作業できるビニールハウスを家のすぐ近くに作るため、整理し、1本目を立ててみた

 本降りの雨では農作業は出来ないず、かといって、建築も雨が当たらず作業する場所も無く、仕事が出来なかった。
 そのため、建築もまったく進まなくなっていた。
 7月中旬には、娘が子供を連れて里帰りする予定なのだが、このままでは孫を遊ばせる場所も確保できない。
 そのため、雨の場合農作業の変わりに建築の仕事が出来る場所が前から作りたくて、最初、下屋を予定して設計していたが、スペースもあまり取れず、作業期間も長いためどうし様かと思案していた。
 今年、ご近所のご好意によりビニールハウスを立て、その有用性に気ずき、下屋の替わりにビニールハウスにした。
 川俣のホームセンターで売っていたビニールハウス用の22ミリ4.8メータの骨を30本購入し、間口5.4メータ、奥行き7メータのものを立てることにした。
 本日、小雨だったので、その場所のマーキングや整理をした。
 そして、イメージの確認のため、始めの1組だけを立ててみたが、少し家に近すぎたようで、1メーター程度離す必要がある。  

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6月23日(月)

天候

 雨 5時現在 14.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 19.4度/14.0度

生活

葬式に出る

 コミセンに10時から詰めて、12時の葬儀に組全員で参列し、法事にも加わり、親戚の人などと一緒に会食した。
 終了後、S氏から自宅にこないかとお誘いがあり、M氏と一緒にお伺いした。
 蕎麦や野菜作り等の農業について話し合い、大変勉強になった。
 今回も10時過ぎから暗くなるまで飲みっぱなしだったので、大分酔ってしまい、家内を呼んで、その車に乗って帰った。
 家に帰ってから、犬の散歩後、最近寝不足が続いていたこともあり、すぐ寝てしまった。

top

6月24日(火)

天候

 曇り、時々小雨 気温未調査

今日の写真

 看板代わりの石の上でくつろぐニヤン(別名フー)
 散歩途中のニャンとムック

農業

蕎麦の花にミツバチが多数来ていた

 あちこちにある蕎麦の花に沢山のミツバチが来ていて、おかげで受粉は順調なようだ。

スイートコーンの雄穂が成長している

 雄穂が順調に生育していて、このまま行くと7月末には収穫できるかもしれない。

建築

農機具や建築用の機械収納用ビニールハウスの骨を組み立てた

 間口5.4メータ、奥行き7メータ、立ての骨の間隔0.5メータで右左15本ずつ全部で30本を、40センチの深さに埋め、横通しの骨を天井、両サイドに入れた。
 立て骨の埋める深さは、レザーマーカで水平を出して、そのレベルで水糸を張り、それに合わせて埋めているので、最低40センチを確保しているが、実際の深さは位置によって異なる。
 ここの地面が固く、立て骨を埋めるのに四苦八苦して大変疲れた。
 アースドリルなどがあると楽なのだが。
 ほぼ骨組みが出来た
 後は、横骨を左右の天井から1.5メータ下に入れると終わりである。
 横骨の固定部分
 立て骨は22ミリ、横骨は19ミリで、止めている金具はすべて19ミリ用を使用、天井は両端を除いて22ミリ用の金具を使用している。

top

6月25日(水)

天候

 曇り、夕方から小雨 5時40分現在 16.3度
 一昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 23.4度/14.5度

今日の写真

 今日見た昆虫-1
 今日見た昆虫-2

農業

タラノ木の畝の雑草取り

 しばらく雑草を取ってなかったので、かなり伸びていた。
 タラノ木の中にはずいぶん大きくなっているものもあったが、欠株や雑草で成長が思わしくないものも1/4程度ある。
 全部の畝上の雑草を取り除いた。
 欠株などには今ポットで育成しているものを加植する予定。
 一昨年の夏に植えたもの
 上の写真のものよりは遅く一昨年の秋に植えたもの
 左手の黒マルチは、畝に掛けていたが、取り除くとき、畝の右だけを外し、左側を外さず、手前側の畝との間に雑草避けのため張った。
 再利用のマルチのため、あっちこっち切れていて、きちんと止まってはいないが、これでも掛かっているところの雑草抑制効果は結構あった。 

カボチャを定植した

 イータテベーク研究会で頒布したカボチャ「雪ッ子」をポットで育苗していたものを上西畑に定植した。
 年間を通じて空いている畑はもう無いので、上西畑の使用していない部分をトラクターで耕し、定植できるスペースを作り、定植した。
 定植までに少し時間が掛かったため、かなり根が巻いていて、中にはポットの下にまで根が出ているものも多くあり、取り出すときにかなり根を切ってしまった。
 作ったスペースも定植量に比べて少なかったが、使えるところがあまり無く、ここにムリムリ良い物全部を定植した。
 この中で、ちゃんと発芽したものを選別して定植した
 定植状況
 場所があまり広くないので、蔓を上手く誘引する必要がある。

ジャガイモが少し取れた

 カボチャの畑は、以前ジャガイモを植えていたときがあり、その残りから自生したジャガイモが数本あって、邪魔になるので収穫した。
 やはり、まだ花がついてすぐのため、芋は小さいが、試食すると結構おいしかった。
 今年は大分苦労したが、収穫には期待が出来るのではないか。
 これは、メークイン
 二株でこの程度収穫できた。

上畑西の一番下の畝の一部に金ゴマを蒔いていたが、発芽したようだ

 種が小さいせいか、双葉もずいぶん小さい。
 この時蒔いたほかの黒ゴマやアマランサス、キビ等の発芽はまだのようだ。
 始めてゴマの双葉を見た
 これからどのくらい大きくなるか興味がある。

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6月26日(木)

天候

 曇り、時々晴れ 6時50分現在 12.6度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 19.4度/12.0度
 今日の朝は大分冷えて、寒いくらいであった。

生活

買い物と友人宅を訪問のため福島市に行く

 しばらく会っていない友人宅を訪問ついでに、ガソリン、軽油やその他の農業資材、家内のお菓子作り用の材料の購入のため、福島市方面に出かけた。
 ガソリンは、車に入れることも必要であったが、草刈機、チェーンソー、耕運機などに使用するため携行缶にも入れてもらうので、いつも行くセルフではなく、有人のスタンドに行く。
 軽油もバックホーやトラクターで使用するため、これも携行缶に入れてもらう。
 これらの価格は、週単位で上がっているような印象があり、ニュースで見ると漁業でも大問題になっているようだが、農業でも多量に使用するので、農家も大変である。
 今回、リッターあたりレギュラーガソリンは166円、軽油は147円であった。

 その後、友人宅を訪問、彼と奥様、おばあ様とで、前回お会いした後のそれぞれの様子や四方山話で久しぶりに大笑いした。
 ちょっとと御寄りしたのだが、思わず長居してしまった。
 
 そこから川俣まで行き、急いで買い物をして、20時ごろ帰宅した。
 ビニールハウスを補強するための直管や金具を購入、家内は、土曜日と日曜日に使用するお菓子を作るための材料を購入した。 

農業

下畑の雑草刈りを行なった

 畑の周りの雑草をしばらく刈り払いしていなかったので、ずいぶん伸びていたので、刈り払い機で刈り取った。

タラノ木を補植をした

 雑草や害虫によって欠株があり、まず、その部分に15本補植した。

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6月27日(金)

天候

 晴れ 5時50分現在 14.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.8度/12.5度
 今日も最低気温は12度程度であった。

農業

タラノ木を補植を今日も行なった

 雑草や害虫によって欠株があり、昨日できなかった分21本補植した。

タラノ木を定植するために、下畑のタラノ木の畝の続きの北側に畝立てした

 購入したタラノ木は500本まで自家増殖できる権利があり、それにまだ達していないので、足りない分を春に芽だしし、それを定植するために、畝を1本作った。
 昨年からタラノ木用に空けていた部分であったが、ここも、こぼれ種から発芽した蕎麦が立派に成長していて、そのまま耕すのはもったいないので、蕎麦の畑に移植した。
 その後ロータリーを掛けたため、マルチを張る時間が無く、この作業は次回となる。

 移植しているとき感じたが、ここの蕎麦は上畑の蕎麦より茎が太く、ブンケツ、花も大変多い。しかし、茎が非常にもろく、持ち方が少し乱暴だとすぐ折れてしまう。
 昨年、ここの秋蕎麦が倒伏して収穫が激減したのは、このためで、原因は残留している肥料が大変多いと思われる。
 この畑に私は肥料を全面ほどこした事は無いが、聞くところによると、処置に困った堆肥をここにも多量に運んで入れたということだったので、そのためであろう。 

蕎麦の雑草を取る

 いつも夏蕎麦は、雑草に埋もれてしまい、収穫できなかった。
 今年は、何とかして収穫したいので、雑草を極力取るようにしている。
 しかし、この雑草取りは、一番腰に来る。今日は腰にシップして寝ることにした。

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6月28日(土)

天候

 晴れ後曇り、夜から雨 6時15分現在 15.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.4度/13.5度
 今日も最低気温は12度程度であった。

今日の写真

 6時17分 バルコニーからの南南西側 

生活

下の道路の草刈をした

 橋から下の道の両側や駐車スペースの草を刈り払いした。

ご近所のM氏宅の庭で今日と明日オープンガーデンを行なう

 オープンガーデンの開催は今回が初めてで、告知もあまり多くしていないとの事であったが、結構皆さんに来ていただいて、盛況だった。
 家内もお手伝いをさせてもらったり、ご近所の人たちの盛大な応援もあり、開催者側も楽しまれたようだ。
 オープンガーデン
 写真上部の木の向こう側には、都会のしゃれたガーデンには絶対無い沢が流れていて、田舎のガーデンという風情がある。
 オーナーは、今後この沢沿いにも日陰で育つものを植えて行きたいとの事。
 自然の沢を庭の一部として取り込めれば、大変奥深いものになるのではと、楽しみにしている。
 庭の景色1
 庭の景色2

村の企業で構成する定住支援組合の懇談会に出席した

 ここから少し離れたところに東京都から移住するため土地を購入したS氏宅で、定住支援事業の参考にするため、懇談会を開催するととの案内を戴いて、参加した。
 S氏宅は土地がかなり広く、水田を2枚程度とその他のかなり広い畑には蕎麦を蒔いていて、その花が満開であった。
 そこで、始めてお会いする新しい移住者やかなり以前に移り住んだ人達といろいろなお話が出来て面白かった。
 バーベキューや手打ち蕎麦などと生ビールもいただき、楽しいひと時を過ごした。
 S氏宅の一部の蕎麦畑 
 蕎麦の可憐なピンクの花

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6月29日(日)

天候

 雨 6時15分現在 19.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 25.4度/15.0度

生活

行政区主催の懇談会に出た

 村の中心を囲む周辺の行政区の役員で構成する会合で、今回はここの行政区主催である。
 ここの行政区の移住者はある程度まとまった地域にすんでいるが、他の行政区にはこの様にまとまっていないとの事で、今回我々移住3組がご招待を受けた。
 この席で、何でこの地を選んできたのかそれぞれ話した。
 十人十色と言うが、自分を含め、様々な理由で移住してきたのだと、改めて認識した。
 それと、この村に住んでみて感じたこととか要望が無いかという質問があり、これも、それぞれ感じたことを話した。
 私は、蕎麦を畑作で作っているが、米と比較すると格段に反収も少なくかつ費用はそれと同等以上掛かる。そして、水田と違って何の補助も無く、大変高コストの作物になってしまっている。
 蕎麦は、この村の気候風土に合っていると思うので、本当にこの村の特産品として蕎麦を考えているのであれば、統一した種の確保、刈り取り、乾燥、製粉とそれぞれの段階における保存など、もっと、村を上げて支援しても良いのではないかと話した。
 他の人もここの牛肉の販売方法、村について話するときにマイナス面を強調しすぎるきらいがあるなど話し、共感を得ていたようだ。

 食事は、この行政区で取れるもので作る決まりとの事で、私も話には聞いていたが始めて食べた「ママダンゴ」と言うキノコの味噌汁や、別の移住された方が作ったルバーブ酵母を使用した国産小麦のパンなども出たが、今までゆっくり話したことが無い他行政区の人との話に忙しくて、残念なことにほとんど食べられなかった。

 この中でも、ルバーブ酵母を使用したパンに大変興味があり、一度、家内ともども作られた方をお訪ねしたいと思っている。 

 パンと言えば、石釜がほしいと以前から思っていて、ここ飯舘村は石の産地で、それに使用できるような石が出ないかと、今回参加されたかたの中で石屋さんがいたのでお伺いしたら、ここの石は硬くて熱を加えると割れるが、一つのアイデアとして、粘土で挟むと良いかもとの事、実験用の石は提供できるとのお話で、後日、貰いに行くことにした。

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6月30日(月)

天候

 曇り時々晴れ、夕方濃霧から小雨 6時15分現在 15.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.4度/14.5度

生活

やっと様々な行事が昨日で一段落した

 ここ数週間はお祭り、各種会合、共同作業、葬式等々あり、大変忙しかった。
 やっと、それも終わり、今日、春作業で残っていたものをほぼ片付けて、何とか、7月を迎えられる。
 早いもので、非常に忙しかった半年が終わり、明日から新しい半年が始まる。
 7月からは、農作業で中止を余儀なくされていた建築関係も進めなくてはいけない。
 気を引き締めてがんばろう。

農業

春作業でまだ行なっていなかったものをほぼ処理し終えた

 春蒔きスイートコーンの残りの直播とタラノ木の定植を行なった。
 今年は気温があまりあがらず、直播の時期が大幅に6月後半にずれ込んだため、予定していた数全部を蒔けなかった。
 残った種は密閉して冷蔵庫で保管する。
 今回蒔いたスイートコーンは初めてのもので、その後の生育状況や食味がよければ、来年も保存していたものに買い足しし、又蒔くつもりである。

 タラノ木は、7月前までに定植しないと、生育状況に大きく差が出ることを昨年実感して、今日、何とか一畝、マルチを掛けて、定植できた。
 72穴あるが、今回用意した苗は45本で、それをすべて植えた。
 残りは、苗が準備できず、残念ながら、もう少し遅くなりそうだ。

 コスズと言う種類の大豆を一畝植えた。以前1畝植えているので、あわせて2畝となる。
 この大豆は、名前のとおり小粒で、納豆に最適のようで、取れたら、我が家でも納豆を作ってみるつもりである。

もう少しで新ジャガとしてメークインが収穫できる

 今メークインの花が盛りで、もう少し経てば花が落ちるため、1週間後程度から新ジャガとして出荷できそうだ。
 直売所に出荷するのは、そこのジャガイモ出荷状況や価格を調査して、新ジャガとして出すか、それとも葉や茎がかれるまで待って普通のジャガイモとして出すか、検討する必要がある。
 
 この前聞いた話では、以前、このジャガイモの花は芋の育成に悪い影響があると切り取っていたそうで、そのため、ジャガイモの花をあまり見たことがないという人もいたとの事。
 今は、あっても無くとも、芋の成長には関係が無いというのが定説で、そうであれば、家の畑では、手間が掛からないようにそのままにしてある。
 ジャガイモの花は大変良い匂いがして、沢山咲いているとむせ返るようだ。あたかも、お水系の女性に囲まれているような強烈な匂いで、何かサラリーマン時代を思い出させる、畑の脂粉の香りである(-_-;)。


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