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日記・2008年5月

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5月1日(木)

天候

 晴時々曇り 6時15分現在 16.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 25.1度/9.7度
 昨日に引き続き大変暑かった。

今日の写真

6時15分
バルコニーからの南側
バルコニーからの南東側
バルコニーからの南西側

暮らし

ここ数日晴が続き、やっと春の陽気になった

 屋敷の中では、ようやく山桜やアケビの花が咲き、ブナの葉が出てきた。
 下の県道沿いの田圃に水も入り蛙の合唱が数日前から聞こえるようになった。
 今日は、この山里にもやっと春が来たというか、一足飛びに初夏の陽気になった様だ。
 しかし、まだ安心できない。一気に最低気温が5度以下になり、遅霜が降りるときがあるからだ。
 今年は、それでもジャガイモの植付けが例年より遅くなったため、新芽はまだでないし、スイートコーンの芽もハウスの中なので今はまだ安心である。
 山桜の開花
 ぶなの新葉
 アケビの花

今日もまた牧野に薪を取りに行く

 昨日枝などを取り除き奥まで入れるようにした所に今日も行った。
 行く度に驚くのは、この地では団子の木と呼ばれるミズキの切り株からにじみ出た樹液が最初は透明であったが、数週間後には毒々しい橙色に変色することであった。
 昨日よりは積んだつもり
 タイヤが少しへこんでいたので、今までの記録であろう。
 ミズキの樹液が毒々しい色に変色していた
 少し経つとこのような色になることは、色々なホームページに記載があるが、樹液のどの成分が変化してなにになり、この様に変色するのかなどは、調べた範囲では、記載がなかった。
この草地の稜線を登り降りしている
 下っている途中からの眺め
 木の重量のためか、多少ブレーキが利きにくい感じがした。

子供を福島駅まで迎えに行く

 連休で長男が夕方遅く福島駅に着くので、迎えに行く。
 途中、ガソリンの値段をチェックしたら、見事に暫定税率を加味した値段になっていた。

農業

種を買ってきた

 今年、始めて黒ごまと金ごまの種を購入した。アマランサスやキビの種も手に入ったので、これも、そろそろ蒔いてみよう。

スイートコーンの芽がほとんど出た

 160粒蒔いて、18粒がまだ芽が出ない。このまま行くと発芽率は89パーセントでまあまあである。
 発芽したものは、この暑さで双葉が結構大きくなってきた。
 トレイを1個ずつ切り離して、未発芽、発芽したもの、双葉が出たもの生育状況により育苗箱に分別する
 このようにすると、状況に応じた管理がしやすくなる。
 定植するときも、一つずつ出来るので、作業性がよくなる。
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5月2日(金)

天候

 曇り時々晴 6時現在 14.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 27.9度/14.5度

暮らし

今日も牧野に薪取りに行く

 長男と一緒に行く。
 原野のようなところを車で走るのは、普通であれば、自然破壊と言われるが、ここは仕事で一般的に走る。
 田舎暮らしの魅力の一つに、通常は出来ないようなことが、ここの住民であれば可能なことがあり、ある意味、遊び的な要素を含んでいる。
 長男もヒルクライムを楽しんだようだ。

バーベキューを行なった

 今年になって始めてなので、バーベキューの炉を作り直した。
 土を掘り取って、両側に持ってきた生の太いミズキを置いて、網の台とする。今までは、ブロックを積んでいたが、風情が無く、且つ、熱でボロボロになるため、これに替えた。
 多少、熱で焦げるが、太いため、余り気にならない。

 風が少し強かったが、夕方から始めて、バーベキューを堪能した。  バーベキューを終え、家に入り、午後家内が打った10割蕎麦をコシアブラやタラノ芽の天麩羅と共に食べた。
 コシアブラの天麩羅は、今年初物で、タラノ芽の天麩羅に比べるとこくがあり、おいしかった。
 タラノ芽は、天麩羅よりヌタなどの和え物のほうが、野趣が残っていて、私は好きである。
 コシアブラの新芽で、この部分を食べる

農業

スイートコーンの双葉が出てきた 

 最近の暑さで、ずいぶん成長が早い。
 そろそろ定植しないといけないが、雨がこないとマルチが張れない。
 ビニールハウスなどを使用すると、ある程度天候は克服できるようだが、そのかわり、天然(無料)以外のエネルギーが必要となってくる。
 野菜などの値段が高くないと採算が取れなくなっているのは、露地栽培でなくこのようなビニールハウスなどの施設栽培が増えたためもあるのではないか。
 完全に天候まかせも、今回のように雨待ちなど、かなり辛いものがあるが。

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5月3日(土)

天候

 曇り後小雨後晴 6時現在 15.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.4度/13.5度
 朝方霧が出ていたが、小雨に変わった。

今日の写真

 5時56分 バルコニーからの南側
 久しぶりの雨と霧であった。
 バルコニーからの南西側
 バルコニーからの南東側

暮らし

ご近所さんの法事に行く

 ほぼ一日つぶれるが、雨が降っているので、タイミング的には良い。
 席上、家から少し西側の畑に猪が出たとのこと。我が家もいよいよ、危なくなってきた。

長男が帰る

 私が法事に出ているので、家内が福島駅まで送っていく。

農業

待望の雨が降ってきた

 午前中、小雨で、お昼前には上がってしまった。
 スイートコーンにマルチを張りたいが、この程度では足りない。もう少し雨量がほしい。

スイートコーンの生育が早くなり、もう第3葉が出てきた 

 もうそろそろ定植する時期に差し掛かりつつあるようだが、雨が少なく畑の準備がまだ出来ていない。
 どうするか検討している。
 2回目として30日に種蒔きした160個のうち1個芽が出ていた。
 1回目は6日かったが、今回は4日で発芽した。
 一番成長が良いグループ
 普通のグループ
 左側は、その後種を蒔いたグループ
 早いもので、一つ芽が出てきていた。
 右の育苗箱は成長程度が小のグループ
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5月4日(日)

天候

 曇り時々小雨後曇り 5時50分現在 9.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 21.9度/8.9度
 昨日とはうってかわって肌寒い朝であった。

生活

農地水環境で田圃用の用水路の泥上げに出た 

 8時からお昼ぐらいまで、水の取り入れ口から、集落の真中まで、用水路の泥上げを行なった。
 田圃に水を取り入れるときは、堰の落ち口に板をかませて水位を上げるが、この作業のときは、その板を取り去って水位を下げ、用水路に水が入らないようにする。
 それでも、少し水がある用水路の中に入り、積もっている砂、小石、泥をスコップで両側に上げていく、大変きつい作業である。
 これを距離2〜3キロ、30名ぐらいで分担して作業は行なうが、我々移住者はなれない仕事を結構まじめに取り組むため、皆腰が痛くなる。
 この作業には日当が出るが、以前のサラリーマン時代の単価に比べると1割程度で、単純労働とはいえ、結構安く、労働の対価としてお金をもらうことはいかに大変か感じられる事柄の一つである。

農業

スイートコーン用の畝の一つに肥料を入れた

 明日雨が期待できそうなので、午後から、畝の中心に管理機で溝を作り、それに、昨年の牛堆肥にこれも昨年中に購入しておいた醗酵鶏糞を混ぜた物をトラクターにつけたキャリアに載せて、溝に落としていく。
 その後、この畝の両側を管理機で土寄せして、管理機が小さくて、寄せきれない部分の土をスコップですくい、畝に上げていく。
 このとき、今まで、管理機のロータリーは順回転にしていたが、始めて逆回転にして、土寄せしてみたが、こちらのほうが土を跳ね上げられるようだ。  今まで、管理機のロータリーは順回転でのみ使用していたが、ご近所の野菜作り名人から、土寄せする場合は逆回転で使用するものだと教えていた結果で、ありがたいことである。
 この畝に雨が降った後、マルチをかぶせて、移植する予定。

 今日は、朝からフル回転で、腰や肩、腕が痛くて、大変疲れた一日であった。

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5月5日(月)

天候

 曇り時々小雨 6時10分現在 13.6度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 21.9度/9.0度
 天気予報だと雨であったが、ぱらぱらとは来たが、本降りにはならなかった。

農業

スイートコーン用の畝を転圧した 

 転圧ローラーが無いので、木で転圧板を作り、上さんといっしょに転圧作業をした。
 この板を錘をつけて最初から重くすると運んだり作業そのものが大変になるので、その替わりに人が乗ることにした。
 畝にまたがらせて、上さんと私が同時にこの板の上に乗り、転圧し、板を次の位置に動かし、又二人が乗る作業を繰り返して、1畝転圧した。
 上さんはこの作業中、この動作がこっけいで恥ずかしいと、笑いっぱなしで、作業が進まなかった。
 確かに、大の大人2人が、畑の中で狭い板に額をつけるように乗ったり降りたりしているのは、端から見ると奇異に感じるかもしれないと思い、誰かに見られないように、早々に終わらせる事にした。
 でも、転圧自体は大変良く出来て、畝が固くきれいになった。
 本格的な雨が降れば、この畝にマルチを張って、定植作業に移るが、矢岳山は雲に隠れてまったく見えない状態にもかかわらず、いくら待っても雨はぱらぱら程度で、どうしようもないので、次の作業を行なった。
 明日も雨が降らないと、潅水してでもマルチを張らないといけない。
 即席で簡単に作ったものリ
 使い方
 二人で両側から、上の取っ手を持って移動して、その上に乗ることにより転圧できる
使用した結果
 畝にかぶさるハの字の部分は、15度程度であるが、30度ぐらいのもう少し角度があっても良かった。
 夕方撮影したので色が上のものと異なっている。
 転圧が終わった畝
 土が大変乾燥しているので、畝の側面が崩れてきれいに決まらない。

下畑のタラノ木のマルチを剥がして、畝に掛けた

 前回もマルチをはがしたが、全部出来なかったので、その作業を行なった。
 畝間には雑草が繁茂しているので、片側を剥がして、そのまま反対側の畝間にかぶせて、マルチ押さえでとめて、雑草取りに利用することにした。
 マルチは定植用の穴や風で破れた大きな亀裂があり、効果は限定的かもしれないが、無いよりはましと思われる。

枝豆の種をセルトレイに蒔いた

 枝豆は昨年家内が作っていたが、今年は私が作ることにして、セルトレイに蒔いた。
 種は極早生枝豆と早生枝豆白鳥2種類購入し、今回、極早生枝豆を蒔いた。
 種は87粒あった
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5月6日(火)

天候

 快晴 5時30分現在 8.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 16.9度/8.5度
 割く夜半から早朝まで風がかなり強く吹いた。
 今日は天気予報だと本格的な雨のはずが、快晴で、がっくり来た。

農業

 畑に潅水できるよう井戸からホースを引き、スイートコーンの畝に潅水した

 井戸の配管を変更して、今まで、蛇口から取っていた畑用と洗い場用を直接取るように変更した。
 以前購入していた100メータポリ管を畑用に接続できるようにワンタッチコネクターを取り付け、スイートコーンの畝まで引っ張る。
 本来は埋設したいが、時間が無いので地面に這わせいる。後日、最低でも50センチ程度の深さに埋めたい。
 そのホースを使用して、畝に潅水したら、スーと吸い込んで10センチぐらい下まで届いていた。
 井戸ポンプに以前の回路を取り払い、2回路を追加した
 T分岐にボールバルブを取り付け、それにユニオンとT分岐の片側のみにストリートエルボで取り出し方向を平行にする。
 これにそれぞれチャッキ弁(逆止弁)を取り付けた後に、畑まで引く回路にはボールバルブを追加して、そこからホースに取り出す。
 この部分は仮設のため、ホースを使用している。
 ポリ管とホースの取り付け個所
 ここも仮設としてホース接続コネクターの太いホース用を使用している。
 ポンプから畑まで、延々100メーター引いている
 ポリ管を埋設して、この先に蛇口をつける予定。

潅水後の畝にマルチを掛けた

 穴明きマルチを一畝掛けた。
 マルチの裾に風で飛ばされないように、マルチ押さえを差し込むのとその間に土を掛けるのだが、土が乾燥しすぎていてうまくかぶせることが出来ない。
 写真で見ると通路にも水を掛けて湿らせているため、作業直後は、何とかその状態を保っているが、この後、乾燥するにつれて崩れていった。

 いつも思うのだが、市販の穴明きマルチは、どうしてあんなに裾の部分が狭くなっているのだろうか。もう少しその部分を広く取っていると、マルチをかぶせる作業が楽になるのにと思う。
 しかも、そのため穴と畝の肩がぎりぎりで、定植作業がしにくく、植えた作物も肩ぎりぎりでは、成長に影響があるのでは。
 今回は、あるところでマルチを剥ぎ取って、土寄せする予定のため、差し支えは無いのだが。
 これを普通に使用している人たちは、その点をどう処理しているのか知りたい。
 もしかして、きちんと畝立てする人は、このような穴明きマルチを使用せず、自分で穴をあけているのかも。
 ただ、穴をあける作業も人手ででやると、結構しんどい作業ではある。

土手の一部の草取りをした

 1週間前から土手や坂の道路沿いに蕨が出てきて、おひたしにして、朝晩食べている。
 土手の上は草もすごく、折角出ていただいた蕨を見逃してしまい取り損ねているので、草取りを始めたが、萱やギシギシ(?)の大群生のため、大変疲れたし日も暮れてきてたので途中で中止し、後日、この続きを行なうことにいた。
 土手の上部の雑草地帯
 中央少し草がなくなっているところが、今回草取りしたところ。
 この雑草の主役は、このギシギシ(?)で、畑にもたくさん生えている。
 ご近所のS氏によると、堆肥に含まれている種子から広まったもので、帰化植物だそうだ。
 道理で、堆肥を入れたところにたくさん生えていた。
 この草が非常に厄介なのは、草取りのためロータリーを掛けても、根が長くちぎれると、写真のようにそこから新しく芽を出す事で、草取りの都度増えてくる。
 したがって、畑からは一つ一つ撤去しないといけない雑草の一つである。 
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5月7日(水)

天候

 晴 5時50分現在 15.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.4度/8.8度
 今日もまた朝から夕方まで強い風が吹いた。
 外で作業する場合、乾燥しているため、時折強い風で舞う土ぼこりをすわないようにマスクは必需品である。

農業

スイートコーンの定植をした

 植え穴を開けるための穴あけ棒を作った
 セルトレイの大きさと同じにして作ったが、ひとまわりかふた周り大きくないと、苗を植える時うまくいかないようだ。 
 穴あけ捧を、マルチの穴に刺して、穴をあけて、これにセルトレイから取り出した苗を落とすようにして植えた。
 苗は、3葉から4葉が出たものは、案の定根巻きしていた。このセルトレイのサイズでは、2葉に3葉目がちょっと出たぐらいが調度のようだ。

 保温のため、植え穴を苗全体が隠れるぐらいの深くしてやってみたが、セルトレイから取り出したままのため、穴のサイズが小さすぎるのか、その土が穴の壁に引っかかって真っ直ぐに落ちていかず、どうしても寝てしまう。
 それを修正するのが大変で、この方法は途中で止めた。
 後は、通常どおり、少し苗が引っ込む程度の深さで植えた。
 全部で、144本で、160個の種は植えたが、15個芽がでず、1本は手直しのとき引っ張って茎を切ってしまった。
 定植後の畝
 今回144本で畝約半分ぐらい使用した。
 水掛けしたため、多少湿っている。
 深く植えたもの
 穴の中で育てると寒さに強いと現代農業に書いてあったため、定植でも試してみることにした。
 しかし、始めでだったので、大変手間取った。
 マルチの穴は、このような植え方をするには小さすぎて、はさみで全部の穴を切り取り大きくした。
 最初から穴明きではなく自分であけたほうが良かったかも。
 植え穴をあけるための捧
 サイズは6X6センチでセルトレイの大きさにあわせたが、もう少し大きくとも良かった。
 途中の板は、足で踏むためのもの。

トンネル用の資材をいただいた

 夕方、ご近所の野菜つくりの名人S氏から、トンネル栽培用の骨とそれに掛けるパスライトと言う布をいただいた。
 トンネルの作り方も教えていただき、大変ありがたかった。
 この人は、野菜つくりの先生で、いつも野菜の作り方を教えていただいて、素人百姓としては大変お世話になっている。
 今後、無農薬野菜の協同販売のようなことも一緒にと考えている人である。
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5月8日(木)

天候

 曇り時々小雨 5時30分現在 10.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 23.9度/10.4度
 ぱらぱらと雨が落ちてきたので、本降りを期待したが、ほんの瞬間であった。

生活

 未明に地震が10回程度あった

 茨城県沖を震源とする地震が1時過ぎにあり、その余震が大きいもの1つと後小さいものあわせて10回程度あった。
 最大は震度2強程度で、この影響はまったく無かったが、今まで、こんな回数の余震がある地震は無かったため、驚いている。

農業

2回目に種蒔きしたスイートコーンの定植をした

 2回目の種蒔きした中で、3葉目が少し出たものを定植した。
 3葉までしっかり出てしまうと、根巻きがひどいので、早めに作業した。
 今回、82本定植し、この畝の残り穴は60個である。
 今回定植する第3葉目が少し出たもの
 根がセルトレイの底に這っている
 本体がもっと大きくなると、底全体に根が巻いている。
 今回定植したもの
 昨日定植したもの
 気温があまり上がっていないにもかかわらず、少し成長したようだ。

ジャガイモの芽がまだでない

 植えてから約2週間経つのにまだ芽が出ないので、心配である。
 そろそろキタアカリは芽が出ても良いころだと思うが、雨が無いからか、低温だからか、いまだに気配がまったく無い。
 どうなっているか掘ってみたくなるが、以前、掘ったとき芽を傷つけてしまい、その株はだめになったことがあり、躊躇している。
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5月9日(金)

天候

 曇りほんのちょっと晴 6時30分現在 10.1度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 16.9度/9.0度

今日の写真

 6時34分 バルコニーからの南側
 南東側
 南西側
 農作業が忙しく、気が付いたら全部新緑になってしまい、道路側から敷地が見えにくくなってきた。

農業

ジャガイモを掘ってみた

 このままほって置くか、何か対策を立てるか判断するため、一番上の畝の端を掘って見たら、芽はまったく出ていなくて、ひげ根が少し出ていたのみであった。
 この原因は、いくつかが複合して起こったことと考えられる。
 まず、種芋を1ヶ月近く日光に当てていたこと、それを切って後数日、切り口を乾かしていたことである。
 これで、芋が持っていた水分がほとんどなくなっていたのに、植え付け前も後も、雨がほとんど降らず、土が乾燥していたことで、発芽できない環境になっていたのではないかと推測した。
 その対策として、全部の種芋を埋めた場所に、潅水をした。
  ジャガイモを植えた畝は42メータのが20畝あり、これに0.5メータ間隔で植えているので、全部で約1650個の植え穴があり、この一つ一つに水を掛けた。しっかり潅水する必要があったため、全部で、8時間掛かかり、腰が痛くなった。
 作業中、ジャガイモの芽は3箇所のみ出ていた。
 全滅かと思っていたので、本当に少しでも芽が出ていたそのジャガイモの生命力に対して感謝したい。
 掘って状態を確認
 ひげ根のみ出ていたが、芽はまったく出ていなかった。
 潅水後の下側の21から26番畝
 同じく上側の12畝
 わずかに出ていた芽

今回の教訓

 何か新しいことを行なう場合、全部一度にその方式にせず、一部を新方式で行なって、結果を確認後、どうするか判断することにした。
 以前のように、試験的に栽培しているのと違って、販売目的で栽培しているからには、必ず収穫することが求められているので、リスク分散をはかる必要がある。
 又、本に書いてあるからと言って闇雲に信用してそのとおり行なうのではなく、その方式の背景、環境を良く考えてから、取り入れるか決め、且つ、思わしくない場合、すぐ対策が出来るようにその経過をより注意して観察するようにしないといけない事を痛感させられた。
 もう一つ、これは以前から感じていたが、異常気象の可能性を常に考慮する必要もある。
 今年は、4月27日以来5月に入ってから今日まで、本格的な雨は無く、天気予報の雨を信じて作業を待っていたが、それが外れて、畑はかなり乾燥してしまい、次の作業が出来ない状態になっている。
 したがって、一連の作業は、出来るときに全部片付けて、後日に残さないように心がけたい。

霜警注意報が出ので対策した

 17時30分にサイレンがなり、霜注意報が出た。
 通常はサイレンとチャイムが5時、11時30分、17時と最後は21時に鳴って一日が終わるが、追加で17時30分に1分間サイレンがなれば、霜注意報である。
 霜対策として、スイートコーンは、早速、S氏にいただいたトンネル資材を使用し、トンネルを即席に設置した。
 ジャガイモは芽が出ている株に土をかぶせた。
 トンネル用資材は本当にタイミングよくいただけたものとS氏に感謝である。
 サイレンが鳴ってから作業に取り掛かったので、終了したのは薄暗くなった19時過で、上弦の三日月が矢岳山の北側に出ていた。
 太陽はこの時期、私の屋敷からはちょうど矢岳山の山頂の真後ろに落ちていく。今日は、曇っていたのでその様がまぶしく無く良く見えていた。
 出来上がったトンネル
  かぶせたパスライトは、下をマルチ押さえで簡単に留めている。
 風が吹くとすく取れそうだが、霜が降りるときは風が弱いため、緊急対策としては良いだろう。
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5月10日(土)

天候

 曇り 6時現在 7.5度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.4度/7.3度
 この季節にしては寒い朝であったが、幸いにも霜は降りなかった。

今日の写真

 6時8分バルコニーからの南側
 霧で向かいの山が見えないが、雨は降らなかった。
 南東側
 昨日急遽取り付けたトンネルが見える

生活

余りにも寒いので、ストーブに火を入れた

 しばらく使用していなかったストーブを、夕方室内の温度が15度程度になったので、焚いた。
 地元の人の話だと、5月の田植シーズンに大変寒いときがあり、植えた稲がうまく根付かないので大変困る年もあるのだそうだ。
 過去には、5月30日に霜が降りた年もあったとの事。

薪小屋用にビニールハウスを作り始めた

 西の山際を4月28日にバックホーで整地していたが、ビニールハウスの設置作業を開始した。
 骨は間口3間用のようだが、この骨のサイズでは高さが取れず、薪小屋としては低すぎる。
 以前Y氏に聞いていた高さを取りたいときは、間口を狭めると良いとの話で、2.5間に縮めて仮設置して、左右の骨を天井ジョイントで繋いだら、大丈夫のようなので、それで行くことにした。
 再度、設置範囲を確認し、縄を張って設置場所を均し、山側に雨水を下側に流す溝を切った。
 今回、間口2.5間の奥行き3間で、骨の間隔を50センチ、骨の差し込み深さは30センチで設置する。
 目途として縄を張るが、長方形のため、直角を出す必要があり、その方法として、狭い範囲で直角を出す場合、三六の合板を利用する方法があり、今回それを使用した。
 合板を利用して直角を出す
 1本目の骨の設置
 ここは、大変固い粘土なので、以前のハウスとは異なり、骨を直接押し込んでもまったく入っていかない個所があり、スコップで掘って差し込んだ。

農業

ジャガイモの発芽を調査した

 昨日は3本だったが、今日の朝見てみると10本程度になっていた。
 明日はいくら出ているか楽しみであるが、昨日から今日に掛けて大変寒い日が続いていて、低温障害が心配である。

上畑東の畝の植付け状況の確認を行なった

 ここの畑には42メータから40メータの畝が26本あり、今年は、ここにジャガイモとスイートコーンを植えている。
種類 植え穴数
キタアカリ 535
メークイン 492
イータテベーク 84
インカノヒトミ 21
インカノメザメ 20
スイートコーン 1716
キタアカリ-2 約73
メークイン-2 約168

 一畝42メータで、05メータ間隔で84植付け穴がある。
 下側の畝は、地形の関係で42メータ取れないところもある。
 一畝の長さのスイートコーン用のマルチには286ホールある。
 スイートコーンの畝全部にマルチをはるかは検討中。
 詳しい作付け状況は、別表

上畑西の作付けを検討中

 昨年、ここの畑にはジャガイモとスイートコーンをメインにカボチャを植え、これらを収穫した後は秋蕎麦を植えたところで、今年は、今まで手付かずになっている。
 それは、秋蕎麦の播種期が7月末のため、それまでに収穫できるものを植えないとだめで、いろいろ検討したが、ここの気候の関係もあり、なかなか適当なものが無い。
 そうは言っても、秋蕎麦まで遊ばせておくわけにもいかないので、思い切って、下側の畝から順に秋蕎麦にかかわらず、何かを植えることにした。
 その候補に、以前購入したり、いただいた種で、枝豆(大豆)、ゴマ、アマランサス、キビなどを検討している。

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5月11日(日)

天候

 雨 6時30分現在 7.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 8.9度/6.1度
 相変わらず寒い。

今日の写真

 6時29分バルコニーからの南側
 雲が掛かり小雨が降っていた。
 南西側
 曇り空でも新緑がきれいに見える

生活

携帯電話を変えるため、福島市に行く

 家内はAUの携帯電話を持っているが、近くに基地局が無く、電波が弱く、たまにメールが使えるときがある程度で大変不便していた。
 6月末からこの地区にドコモのFOMAの基地局が出来るということと、5月いっぱいキャッシュバックがあり、且つ、AUの契約更新時期のため、FOAMに替えることにして、福島市のドコモショップに行って、購入してきた。
 AUの契約も、市内のAUショップ(場所がわからず4号線沿いをしばらく探した)で解除した。
 ワンセグが見れるもので、移動してもテレビが見れるのは、今までになかった大きなメリットであると感じた。
 ここではまだ使えないかと思っていたら、弱いながらも2本立っていて、メールは使えるとの事で、ラッキーであった。

地デジ難視聴対策とワンセグ

 対策としては光ファイバー網によるものとギャップフィラーと言うマイクロサテライトによるものがあるが、前者のファイバー網ではワンセグが視聴できない。
 我々のように作業を外で行なうことが多い場合、今までの情報源はほとんどラジオである。
 何か大きいことが起きたときなど、サイレンを鳴らし屋外放送で注意を喚起して、ワンセグを見ると言うことは、そういうようなものの対策としては、かなり有用性が高いのではないかと、家内の携帯を見て感じた。
 尚、ファイバー網でも、ワンセグだけ放送するギャップフィラーを設置する方法もあるが、二重投資のような感がある。

今日もストーブに火を入れた

 福島市から帰ってきたら、ずいぶん寒いので、今日もまたストーブ焚いた。
 低温障害が現実になるかもと心配している。

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5月12日(月)

天候

 曇り時々晴 6時20分現在 3.1度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 10.9度/0.5度
 大変寒く、畑の下に少し霜が下りたようだ。

今日の写真

 6時38分 バルコニーからの南南西 

生活

M氏宅のバーベキューパーティに参加する

 4月28日の打ち合わせどおり、蕎麦打ちと切りタンポ鍋の準備をして、M氏宅に向かう。  M氏宅は、ここから西側に沢と尾根1つをはさんだほぼ同一標高の場所にあり、直線距離にすると300メータ程度か。
 樹木の葉が落ちる時期には、M氏宅の電灯の明かりが見える距離である。
 到着すると、もうすでに焚き火をしていて、準備が出来ていた。
 急いで、家内とM氏でそば打ちして、蕎麦の準備と、奥さんの手土産の霜降り肉やS氏の差し入れのニンニクの芽等を切りそろえて、焼肉の準備を行なった。
 蕎麦は、私のうちで取れたものはおかげさまで完売していたので、家内の実家で挽いてもらった秋田産の粉を使用した。この粉は、水の量が私の粉とはずいぶん異なり、かなり多くないとうまくこねる事が出来なかった。
 挽き方は、同じでも、製粉後の経過期間により粉の性質はだいぶ異なることが実感できた。

 三々五々、ご近所の方や移住者の人が集まり、飲み方が始まった。
 焼肉等大変おいしく、皆さん、アルコールが進んだ。
 切りたんぽは、秋田に行ったときN氏奥さんに習った方法で、私が作った杉の串にうるち米を焚いて、すり鉢で半殺しにしたご飯を巻きつけて、焚き火で焼く。
 火力が少し強くて多少焦げたものもあったが、ご愛嬌で、ほぼうまく焼けた。
 これを手でちぎって、鍋に入れて、少し煮込んでみんなで食べた。
 これも汁が染み込んで大変おいしかった。  締めで、蕎麦を食べ、もう暗くなっていたが焚き火を囲んで世間話で盛りあがった。
 お開きは22時過ぎで、大変楽しい一日であった。
 M氏宅の北側にあるバーベキューサイト遠景
 M氏宅のバーベキューサイト
 台の大きな石は、この屋敷から出たものだそうだ。
 
 奥さんが新幹線で運ん出来た霜降りのおいしい肉やS氏のニンニクの芽
 たれもS氏の手製で、両方あいまって大変おいしかった。
 手前の山女は、M氏宅に入る道路沿いの沢にいたものをM氏が釣ったもので、全部で8匹で大きいのは30センチ近くあり、これもおいしかった。
 
 切りたんぽもここで焼き、手でちぎって鍋に入れて食べた。
 秋田で作り方をプロの人に習ったためか、ずいぶんきれいに出来ていた。
 焼いたものに、五平もちのように山椒味噌などをつけて食べても大変おいしいので、山椒の若芽が取れる季節にやってみたい。

農業

ジャガイモは低温のためか、その後の発芽はほとんど見られない

 昨日の雨はたいしたことが無く、もう乾いていた。
 相変わらずの低温続きで、発芽本数はほとんど増えていないが、逆にいうと、霜などに合わないため良かったのかもしれないと考えることにした。

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5月13日(火)

天候

 雨 6時30分現在 7.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 12.9度/3.0度
 最低気温3度は、昨日の朝のもの。
 久しぶりの本格的な雨で、畑には救いの神である。

今日の写真

 8時45分 バルコニーからの南側
南東側
南西側

生活

休養日とする 

 久しぶりの雨で、一日骨休めした。

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5月14日(水)

天候

 小雨時々本降り 5時40分現在 7.7度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 10.4度/7.0度
 今日も寒い一日であった。
 夜になったら晴れて上弦の半月が良く見える。

農業

防獣網を張る準備のため草刈をした 

 上畑東はジャガイモとスイートコーンを作付けしているので、そろそろ猪などの害を防ぐため、この周りに防獣網を張らないといけないのだが、その下準備のため、設置する周りなどの草刈を行なった。
 ついでに、家の周りと私道部分についても、刈り払いした。
 午前中いっぱいと午後2時間ぐらい掛かった。

 刈り払い機は昨年使ったまま、何の手入れもせず半分外に出して保管していたので、エンジンが掛かるか心配であったが、さすが優秀な日本製のエンジンで、数回紐を引いたら掛かった。
 前日使ったのに、へとへとになるまで紐を引いてやっと掛かる某国製のチェーンソーとは大違いである。
 作業前に、背負い式なのでフレキシブルシャフトにグリースを詰めた。ここは、しっかりチェックしておかないとトラブルの元である。

 私道の刈り払いをしたとき、岩や石にチップソーをぶつけてしまい、チップが何本か飛び、そのため、竿の振動がすごくて、手がしびれそうになる。
 そのため、休み休み作業しのでだいぶ時間が掛かってしまった。
 刈り取った草は、明日にでも集めて、それを積んで堆肥にしたり、敷き藁の替わりに使用する。

ジャガイモやスイートコーンは、この低温にもかかわらず、少しず成長している 

 雨と相変わらずの低温続きで地温がほとんど上がらないのに、ジャガイモは、日に何本かの芽は出てきているし、トーモロコシもトンネルの中で、少しずつ成長して葉を広げていた。
 本を見ると、作物ごとに発芽温度や成長に必要な温度を書いているが、この範囲よりかなり低くともこの二つの作物は少しずつ成長しているようで、驚いている。
 明日以降、天候が回復して温度が上がるようなので、成長が楽しみである。
 調査データは、別表

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5月15日(木)

天候

 晴 6時40分現在 9.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 12.9度/6.0度 

生活

夕方バーベキューをした 

 久しぶりに晴れたので、夕方17時過ぎ、仕事を少し早く切り上げて、バーベキューを行なった。
 葉が茂ってきたので、屋敷は道路からほとんど見えなくなり、心置きなく焚き火が出来る。
 あたり一面の新緑から暮れるにつれて月が出て、それをめでながら焚き火にあたりお酒を飲むのは最高の幸せで、至福の時が流れているように感じられる。

農業

上畑西の草取りをした 

 ここの畑にも作物を植えるため、ロータリーを掛けた後に、分断された根などから生えてきたギシギシを掘り返し、土嚢袋に入れて畑の外に出す。
 大部分のギシギシは、細かい虫がたくさんついているため、それを畑に残さないためにも、袋に入れる。
 これを畑の外に出し、日光に当てて虫を殺す。

 最近分かったことは、雑草は単に刈ればいいというわけではなく、虫対策も考慮しながら処理する必要がある。
 ギシギシに着く虫は、これを他の雑草と一緒に単に全部刈り取ると、食べ物が無くなり、今度はジャガイモに移っていく。
 しかも、雑草を刈り払った結果、天敵も少なくなっているため、食害が広がる可能性が高く、今まで被害が無かったジャガイモに今度は害がでる。
 かといって、雑草を刈り取りとらず、そのまま放置すると、ギシギシを食べ尽くして大繁殖した虫は、やがてはジャガイモなど他の植物に移ってくる可能性がある。
 しかし、その反面、雑草があるため、天敵増えて、この虫を捕食して被害を減少させることが考えられる。
 こちらの都合が一番良いのは、重労働である雑草刈りをやらずに害虫が減ることであるが、世の中なかなかそんなにうまくいくとは限らず、そのバランスが崩れる事も多い。
 そうなると、一生懸命、ビニール袋を持って、虫取りに精を出す羽目になる。

 5月6日にも書いてあるとおり、ギシギシを撤去した畝
 これで、全部無くなったのではなく、深く埋まった根から、暫時、又芽を出してくるので、その都度取り去る必要がある。
 30センチ以上の深さからでも発芽してくる、すごい生命力を持った雑草である。
 ロータリーを掛けたままでは、この様にあっという間に繁茂してしまう

ジャガイモの発芽数調査

 夕方調査したが、気温があまりあがらず、したがって地温も低く、新たな発芽は少ない畝も多い。
 調査データは、別表

建築

端材をビニールハウスに移動する

 家の前に、端材を積んで雨よけしているが、その雨よけがだいぶくたびれてきたので、撤去することにして、中のものをトラクターにキャリアを付け替えて、それに積み、ビニールハウスに移動したが、時間切れで全部出来なかった。

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5月16日(金)

天候

 曇りのち雷雨 6時現在 7.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.2度/5.0度
 霜注意報が出たが、夜半から曇ったため霜は降りなかった。 

生活

蕨が低温で変色して食用に出来ない 

 この低温続きで、出てきた蕨の先端が黄色や褐色に変色していて、且つ、数も少ない。
 今年は、冷夏になるのだろうか。

農業

スイートコーンの残りを定植する 

 午後から地温が上がってくるのを待って、ビニールハウスで育苗していたスイートコーン(ゴールドラッシュ)を定植した。
 苗は71本合ったが、植え穴が足りず、60本のみ定植し、12本はできなかった。
 早急にもう一畝作る必要があったのだが、他の作業や天候が悪くて作業が出来ずにいる。
 20番畝には3回に分けて全部で285本定植出来た。
 4月22日種蒔きしたもの144本は5月7日、4月30日のもの82本は5月8日、残りは5月16日に定植した。
 そろそろ、第3回目の種蒔きであるが、直播にするか、ポット苗とするか、悩んでいる。
 この気温で推移するのであれば、ポットに播種するしかないのだが。

定植する苗
 3葉まで開いている。
 定植後、トンネルを掛けた
 この畝は、これで全部植え終わった。

ジャガイモの畝の地温測定 

 以前購入していた捧温度計が見当たらず、あっちこっちを探していたが、やっとひょんなところから出てきたので、16時ごろの地温を測定した。
 ジャガイモの畝数箇所を測定したが、大体土中20センチで11度、15センチで12度程度で、これではぜんぜん地温が低い。
 発芽が遅れているのも納得できる。
 地温が低い状態が続き、このまま、発芽率が悪いのであれば、黒マルチを掛る等の地温上昇対策を検討することになる。

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5月17日(土)

天候

 曇りのち晴、夕方雷雨 6時20分現在 10.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.4度/7.0度
 昨日とほとんど同じで、夕方雷が鳴って雨が降ってきた。  

今日の写真

 6時22分 バルコニーからの南側

屋敷の中の新緑の写真

 やっと待ちに待った新緑の時期が来た。
 四季の中で一番好きな時期で、晴れていても小雨に煙っていても、眺めていると心が癒される。
 樹木の花の中には、大変良い匂いのものもあり、散歩していると、漂ってくる香りに、またこの季節が巡ってきたと感じられる。 

ブナの葉で交尾する虫 良い香りのする花
朱色の山つつじの花 これも大変良い香りのする房状の木の花
小さいピンクの花 白い花
白い花 スミレの一種で紫色のラッパ状の花
ピンク色の花 ハナイカダの花

生活

田植えを見学後、「サナブリ」にご招待された 

 以前からそのうちに田圃もやってみたいと話していたので、ご近所のT氏が、「田植を今日行なうので、見に来ないか」とわざわざ軽トラで教えに来ていただいた。
 カメラを持って、田圃に時間にいったら、もう始まっていた。
 8条植えの田植え機で行なうので、3反歩田だそうだが、見ていたらあっという間に終わってしまう。全部で1町歩程度の田植を午前中で終わってしまった。
 私は、昔の手植え時代の田植は良く見ていたが、今風の田植そのものを真近で見たことが無かったので、そのスピードに驚いてしまった。
 この機械は、同時に肥料も脇に落としていくため、後で肥料を振ることも無いのだそうだ。
 この機械は借用したもののようで、オペレータが操作していて、機械の上にはこの方のお孫さんが、泥の中を動くのが面白いのか、田植終わるまで乗っていた。
 このまま、農業に対する興味を持ちつづけてくれれば良いのに、などどかってなことを思いながら見ていた。

 田植が終われば、秋田で言うところの田植後のお祝い「サナブリ」に、何のお手伝いもしていなかったがご招待された。
 これに関しては、こちらでも独特の言い方があるようだが、聞き取れなかった。後日、調べよう。
 家の前にシートを広げて、焼肉パーティが始まり、途中から雨が降ったので当たらないところに場所を替え、迎えにきた家内も加わり、しばらく、T氏と奥様でお話を楽しんだ。

簡易太陽光温水器を作るべく、準備を始めた 

 お風呂などの温水は灯油ボイラーを使用しているが、最近、灯油も高くなったので、以前田舎暮らしの達人O氏に聞いていた簡単に水を温める装置(大げさ)を設置すべく、その下準備を始めた。
 まず、装置の土台となる杭を、薪にするため持ってきた枝などから適当なものを選別して、上を30度、下を突き刺さるようにスライドソーで切ったところで時間切れ。
 作業は、後日行なうが、どのようにするかは、そのときのお楽しみ(汗)。

農業

ジャガイモの発芽数を調査

 相変わらず地温が上がらないが、少しずつ発芽数は増えてきている
 2番畝の中央、17時で10度しかなかった。
 日中、日がさすと気温は上昇するが、夕方冷たい雨が降り、夜半には天気が回復して、放射冷却となる繰り返しで、地温が上がる要素が無いようだ。

 キタアカリの新芽
 見えにくいが、右下の葉に黒い点があるが、これがギシギシにたくさんついていた虫。
 メークインの新芽

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5月18日(日)

天候

 晴 6時現在 5.1度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.9度/4.5度
 雲が多いが日は差している。
 朝方、かなり濃い霧で、そのため、気温は下がったが霜は降りなかった。

今日の写真

 6時28分 バルコニーからの南側
 朝霧が掛かっていた

生活

簡易太陽光温水器の台を作る 

 ホースを載せて太陽に当てるための台をまず1つ作った。
 床材の中で、ひねくれていてそれとしては使用できないものの実を切り取って桟としたが、うまくねじれを矯正出来ず、台そのものが多少捻じれてしまった。

霊山町と川俣に買い物に行く

 霊山町のT農業関係の販売店に、野菜苗を買いにいく。
 ここの苗は、近隣のホームセンターなどで売られているものより立派で、今日もたくさんの農家の人が買いに来ていた。
 ここは、様々な種類の苗があり、買いに来たの人の中で、「何々の苗はどこ」と声を上げる人がいると、店員もいるが、近くの買い物客が「それはあっち」などと、客同士で教えあうところで、これは、皆が農家同士のためではないかと、いつも思っている。

購入した苗
種類 品種
ナス シンセン中長 10
センリョウ 6
トマト モモタロー 6
中玉 1
ミニトマト アイコ 1
キイロ 1
ズッキーニ アオ 2
西瓜 大玉 2
ピーマン - 2
1
1

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5月19日(月)

天候

 曇り時々晴 6時30分現在 13.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 19.4度/5.1度
 早朝、はれていたが、日中雲り勝ちであった。

今日の写真

 8時19分 バルコニーからの南側

生活

簡易太陽光温水器の2台目を作る 

 使用する材は昨日に引き続き同じように床材としては使用できないものを使用しているのだが、今回は、作り方を替えたら、よりねじれてしまった。
 昨日は、合板に桟を矯正しながコーススレッド留めしたもので、今回は、桟をあらかじめこれも矯正しながら枠を作り、それに合板を載せたものだが、前者のほうが少しは捻じれが矯正できるようだ。

 出来上がった台を北側の斜面に杭で止めて、これに、温水にするための容器として、ポリ管100メータをぐるぐると板に巻いて使用する計画であったが、留め金具が両サイド留めるものはあったが、片側だけのものでないとうまく留められなかったので、後日、購入してくまで中止した。

農業

ジャガイモの発芽状況

 17時30分現在で地温は16.5度あり、昨日までの11度から13度に比べるとだいぶ上がってきたものの、発芽数は一気には増えてこない。
 だらだらと発芽してくる。
 日光に当てるメリットの一つに、発芽が揃うと言うことがあったが、やり方か、今年の気候のためか、そうはならなかった。
 方法はずいぶん単純そうであったが、何かしらのノーハウがあるのだろう。 

購入した野菜苗を定植した

 トマト以外は、家庭菜園に定植した。
 トマトは、プランターとスチロール箱に植え、ハウスに入れた。

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5月20日(火)

天候

 雨、強風 6時30分現在 14.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 19.9度/13.0度
 朝から大雨と強風で、外の作業は出来ない。

今日の写真

 9時07分 バルコニーからの南側
 朝から大雨と強風である。

建築

端材をビニールハウスに全部移動する

 午後から風はまだあったが雨が上がり日が差して来て、だいぶ地面が乾いたため、15日に引き続き家の前の端材をビニールハウスに移動した。
 それを積んであった雨よけは取り壊した。 

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5月21日(水)

天候

 晴れ 7時25分現在 12.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.4度/8.0度
 いわゆる台風一過の秋晴れ的な朝である。

今日の写真

 7時23分 バルコニーからの南側
 久しぶりの快晴である。
 バルコニーからの南東側
 この時間帯、太陽の方向の東側が屋敷に沿って林になっているため、しばらくはまだ逆光である。
 畑の東側は、8時過ぎないと日が当たらない。
 バルコニーからの南西側
 朝日をいっぱいに浴びて新緑が輝いている。
 端材の積んでいたところを取り壊したので、だいぶすっきりとした眺めとなった。

農業

枝豆の定植

 5月5日にセルトレイに種蒔きして、発芽していた極早生枝豆を上畑西の下から4番目の畝に定植した。
 この畝作りは、始め、管理機で土寄せしたが、傾斜があり、下側に槌が流れて、うまく畝立てできず、ロータリーで作ることにした。
 ロータリーの整地板をいっぱい上げてうなったら、うまくいった。
 芽が出ていないもの2カップを除き、83本全部定植できた。
 尚、発芽率は97.6%で大部成績がよい。

 双葉が出てきたものを定植する
 案の定、ほとんどがカップの底で根巻きしていた。
 定植状況
 翌日の朝に撮ったもの。
 株間は、種の袋に記載されていた隣は15センチ、向かいは45センチ間隔。
 元肥などの肥料は入れていない。
 無肥料で栽培するか、追肥するかは、状況判断で行なう。

昨年のジャガイモの取り残しを上畑東の下側に移した

 昨年のジャガイモを植えた上畑西にその取り残しなどからたくさん芽が出ていたので、その一部を掘り起こして、上畑東の下側の畝に移植した。
 この畝のまだ発芽していない個所や細い芽しか出ていない部分を掘り起こし、その種芋を捨てて、その部分に移植した。
 この段階で発芽しない種芋のほとんどは、芽が無くそのため出ないか、腐っているので、掘り起こして捨てている。
 昨年度は、このような事はほとんど無かった。今年の5月の低温が効いているようだ。

ジャガイモの害虫がもう発生している 

 ジャガイモのここでは一番の害虫であるニジュウヤテントウムシがもう発生していて、折角出た芽を食い荒らしている。
 それを捕まえては踏み潰している。

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5月22日(木)

天候

 晴れ 5時40分現在 15.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 22.5度/9.5度
 大変暑い一日で、福島市は29度余で全国一気温が高かったとニュースで報じていた。

今日の写真

 17時17分 真っ盛りのフジの花
 昨年の爆弾低気圧の突風で一番きれいな花を咲かせていた蔦が絡また枯れ木が折れてしまい、今年はあまりぱっとしない。

生活

狂犬病の予防注射をした

 午前中、ここから歩いて10分のコミセンにて狂犬病の予防注射があったので、ムツクと黒を連れて受けに行く。
 通常の散歩は、私道から村道に入る手前で引き返してくるが、その境界線を越えたことと、コミセンから聞こえてくる犬の鳴き声などから、いち早くなにがあるか察知して、くずったり引き返そうとする。
 いつもは、家内と一匹ずつ連れて行くのだが、今回は一人なので、リードをつけて、ムツクは脇に抱え、黒は引きずるようにして、やっと注射を受けた。

 笑ってしまうのが、夕方の散歩で、通常はわれ先に走って行くのに、今回は、二匹ともその境界線よりはるか手前の橋の先の曲がり角で動かずにこちらの様子をうかがっている。
 犬の記憶は1分とか言われるが、この様子を見ると、午前中の記憶が残っているように思う。
 明日の朝の散歩はどうなるか楽しみたのしみ。
 私道の曲がり角で様子をうかがっている2匹
 村道への出口はまだここから150メーターも先である。
 上の写真では見にくいので、少しズームインしたもの

下畑の入り口を少し広げた

 看板になる石を置いている横を1〜2メーターばかりバックホーで削り、道路の上からも入りやすくした。

薪小屋の位置を以前の計画から変更して、整地した

 位置は、同じ北の山側ではあるが、それより家の近くの東側に移した。
 以前計画していた場所は、この時期になってよくあたりを見ると、新緑が美しいところで、薪小屋にするのはもったいなくなったためである。
 この場所は、東屋風にして、炉を作り、魚を焼いたり、鍋を掛けることが出来るようにしよう。
 その前は、焚き火が出来るように石組みをすることにした。

 薪小屋の整地はバックホーで午後いっぱい掛かった。
 間口2.5間の奥行き3間なので、たいした広くないのだが、最初目測で整地し、巻き尺で計ってみたらかなり狭くなっていて、何回もやり直ししたりで、ずいぶん時間が掛かってしまった。
 
 それでも何とか格好がついたので、次段階に進める。
 昨年は、夏を過ぎてから薪割したので、ちゃんと乾いていないものが多く、燃やすのに苦労した。
 又、薪小屋そのものも小く、その収容能力では春まで持たなかった。
 今年は、折角たくさんの木があるのだから、早く大き目の薪小屋を作り、割って、この冬に備えて夏の熱で乾燥させないといけない。

 薪小屋予定地
 北の山側は良質の粘土地盤である。

農業

スイートコーン用の畝を作った

 19番目から17番目までの3畝に堆肥を入れて、仮畝を作った。
 これに両脇から土を寄せて整形し、転圧して使用可能な状態になるが、今日は大変暑く、堆肥を入れるため溝を切っていると、底から水分が蒸発して、見る間に白く乾燥していく。
 そのため、後日、雨が降るのを待つか、早朝や夕方、潅水して作業するかしないと、次の作業が出来ない。
 5月にはいって低温続きだったのが、急に温度が上がったため、体がなれてなく、作業するにも暑くて、きつい天候であった。 

 管理機で畝の真中に溝を作る
 それに堆肥を入れていく
 この堆肥には、カブトムシの幼虫が5匹もいた。
 写真もとったが、気持ち悪い人もいると思うので、割愛する。
 尚、この幼虫は、別の堆肥に、穴を掘って以前の幼虫とあわせて、埋めている。

 地元の人の話だと、ミミズやカブトムシの幼虫がいない堆肥は良くないのだそうだ。
 しかし、これらを猪が食べに来るとの事で、痛し痒しの話ではある。 
 堆肥を入れた溝に両側の土をかぶせる
 後で、両側から管理機で土を上げて畝立てする。
 土の色が乾燥のため上の写真とだいぶ異なるのが分かる。

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5月23日(金)

天候

 曇りのち晴れ 6時40分現在 17.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 27.9度/14.3度
 今日も大変暑い一日で、福島市は30度を越えたとニュースで報じていた。

今日の写真

 6時35分 バルコニーからの南側
6時36分 バルコニーからの南東側
 屋敷のいたるところに咲いている雑草
 花の色は、ピンクと白があり、変種が違うのか、時系列的に変化するのか、良く見ていない。
 白も写真をとったが、ピンぼけだったので、今回はボツ。

生活

犬は、痛いと思ったことを何時まで記憶しているか

 昨日の夕方はほぼきちんと覚えていたが、今日の朝は、3/4まで記憶が薄れたようで、私道の残り1/4まで来て、そこで止まり、様子を見ていた。
 夕方の散歩では、ムックはもう完全に忘れたようで、私について出口近くまで来た。
 黒は、まだ、多少記憶があるようで、朝よりは少し出口に近づいたが、、そこで止まっていた。
 考えて見れば、危険なことを覚えているのは、ある意味当然で、それを片っ端から忘れていたんでは、命がいくつあっても足りないことになる。
 室内で飼っているとはいえ、まだ、その辺の本能は多少残っているようだ。

薪小屋にするビニールハウスの骨組みが出来た

 昨日、バックホーで大まかに整地をした跡を、今日は、縄を張って四隅の位置を確認し、その中を出来るだけでこぼこがないように手作業で整地をした。
 その後、ビニールハウスの立ての骨を埋め込んで、天井と横桟を金具等で留めた。
 置くと手前の10本の骨の真中に杭を打って、それぞれ4隅の骨から、ここに結んで、ターンバックルで留めた。
 今日も大変暑く、バテバテで作業を行なった。

 この後の作業は、横のビニール押さえのためのビニバンを留める横木部分の取り付け、前後のドア部分の取り付け、屋根掛けなどある。

 手作業の整地後
 奥行き(間口)は2.5間、4.5メータにする。
 骨組みが完成した

農業

スイートコーン用のセルトレイを準備

 今日も暑くて、畑仕事が出来ないので、スイートコーン用にセルトレイ10個に、今度は、購入した培土がそろそろなくなってきたので、以前購入していた10年物の堆肥を詰めた。
 あらかじめ水を掛け日中の高温に当てて、土の温度を高くしておく。
 ここは地下水のため、水を掛けた直後では、7度程度になっていて、このままでは、種をまくための地温としては低すぎるためである。
 夕方、種をこれにまく予定だったが、薪小屋の骨組みに時間が取られ、今日は出来なかった。 

 10年以上経った牛堆肥で、もう、ぽろぽした土のようになっている
 肥料成分はほとんど残っていない。
 全部で10セルトレイに土を詰め、潅水した

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5月24日(土)

天候

 曇りのち時々晴れ、夕方から雨 6時現在 12.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 27.9度/12.0度

今日の写真

 変な昆虫がジャガイモの葉っぱをかなりのスピートでむしゃむしゃ食べていた
 つまんで写真をとってから、消去した。
 今年に入ってから、2匹目で、アリに似ているが、葉っぱの縁を縦に食べていたので、そうではないだろう。
 この地は、秋田で見た記憶が無いような珍しい昆虫がたくさんいる。
 採取して昆虫標本として作れば、野菜を売るより儲かるかも。

生活

薪小屋にするビニールハウスに、ブルーシートを掛けた

 薪小屋に正規のビニールシートはもったいないので、以前、ログ材に掛けていた6メータ×5メータの古いブルーシートを掛た。
 あちらこちらに穴とすれて薄くなっている部分に、応急処置としてアクリルテープを張って、何とか使用できるようにした。
 ただ、ブルーシートは、紫外線に弱く、耐与年数が余り無く(まともに使用できるのは1年程度)、繊維がボロボロになったりしやすいので、後で、これに短いUVシートを複数枚、その上からかぶせる予定である。

 設置場所は北の山側で、黄色の小屋はジャガイモ小屋
 5月25日撮影  
 中の様子
 5月25日に撮影したため、薪用の木がすでに入っている。
 この木は、以前野積みしていた物で、ここに入れておくと、直接雨が当たらないため、乾きやすくなる。 

薪を置くため、パレットを設置する 

 以前端材を置くために使用していたパレットをここにトラクターで運搬し、パレットの足の部分が接する地面を水平に整地して、ここに載せた。
 全面整地せず、四隅だけ地面に接していると、薪は大変重いので、パレットが変形する場合がある。
 後は、雨よけの扉をどうするか、思案中である。

農業

スイートコーン用(20番目)のトンネルの被覆をはがした

 そろそろ、気温があまり下がらないようなので、トンネルの被覆としてパスライトを掛けていたが、これを剥がした。

スイートコーン用の19番目の畝に黒マルチを張った

 昨日の夕方、この畝には潅水したが、午前中でも、今日の暑さでは、かなりの面積もう乾いていた。
 再度、潅水後、畝全部に黒マルチを張った。
 作業は、畝の整形のため、鍬で土寄せ後、板で畝の形に均し、これにマルチを張る物で、今日も暑かったので、汗びっしょりで行なった。

20番畝であまったスイートコーンを定植した

 午後、曇ってきたので、この畝にスイートコーンを最初に定植した畝からあまった苗12本と後で芽を出したもの3本を定植した。
 植え穴をあける捧は、大豆の植え穴をあけるために使用していたので、20センチ程度の長さの捧の先端をおおよそ切り落としたもを使用。
 セルトレイから苗を出してみると、長期間そのままにしていたため、かなり根巻きしていた。
 あまり根巻きがひどいとうまく根ずかないとの事であったが、植えるときは、土が崩れにくく、楽だった。

右側が以前定植した畝で、左側が今日定植したもの

スイートコーンの種をセルトレイ10枚にまいた

 次回分として、17時過ぎに以前と同じゴールドラッシュを160粒、カップに埋め、潅水した。

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5月25日(日)

天候

 雨のち曇り 6時40分現在 14.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.2度/12.5度

今日の写真

 6時40分 バルコニーからの南側
 南東側
 南西側
 雨の新緑もいいものである。

生活

雨のため、薪小屋の中で薪つくりをした

 雨が降っているので、薪小屋の中で、チェーンソーを使用して木を玉切りにし、まさかりで割った。
 途中、まさかりの柄が折れたので、まさかり本体のみを楔代わりに使用して、太い節のところを割ってみたが、結構いける。
 太くて節があるところを割るのには、楔の方が効率的かも。

農業

枝豆の2回目(別の種類)の種蒔きをした

 早生枝豆(白鳥)をセルトレイに、全部で189粒(1dl)蒔いた。
 培土は、うちの堆肥を使用した。
 この枝豆は、発芽適温が約25度、85日程度で収穫でき、草丈が60センチのものである。

 外側がスイートコーン、手前が今回の枝豆で、セルトレーは全部で12枚使用。

前回定植した枝豆はだいぶ大きくなった

 第4葉まで出ている。

 虫害はほとんど出ていなかった。

上東畑蕎麦が伸びてきた

 この蕎麦(夏蕎麦)は、収穫間近になると、雑草が繁茂し、収穫どころではなくなるので、昨年度はロータリーで雑草ともどもすきこんで、秋蕎麦の種としていた。
 今年も、雑草に埋もれてしまう可能性が高いが、もしかして、ちゃんと取れるかも。

 雑草がどの程度出るかは、春にロータリーをかけるタイミングで、早すぎると蕎麦が生長するより雑草の伸びがよくなり、少し遅くすると、雑草より蕎麦の成長が速いため、多少、雑草を抑えることが出来る。
 今回、雑草が少ないように見えるのは、土マルチと言う、土が固くなり表面を被う現象が発生し、そのため、雑草が生育できない環境になっていることもあるようだ。
 これは、ロータリーを掛けた後、すぐに大雨で土の表面をたたいたためと思う。

 いつも夏蕎麦は取れないので、あまり期待はしていないが、何とか収穫できると嬉しい

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5月26日(月)

天候

 曇り後晴れ、夕方から雷を伴った雨 6時30分現在 15.6度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.9度/14.0度
 朝方風が強かったが、雨が降り出したら風は収まった。 

生活

今日は夕方から雨のため、薪小屋の中で薪つくりをした

 夕方急に矢岳山の頂上に黒い雲が掛かり、あっという間に大粒の雨が落ちてきた。
 薪小屋に掛けているブルーシートは、擦れた部分が薄くなっているため、案の定、ここから雨が落ちてくる。
 早めにちゃんとしたシートをこれの上から被せないといけないようだ。

 雨の時間他の作業が出来ないので、薪小屋の中で、チェーンソーを使用して木を玉切りにし、昨日に引き続き、まさかりを楔代わりにして、それを大きな掛矢でたたいて割った。
 調子よく作業していたら、昨日は、まさかりの柄が折れたが、今日は、何の兆候も無く、突然かけやの柄が折れた。
 良く柄を折るこのごろである。
 最近、やっと家庭菜園で野菜が取れるようになった。
 この野菜が主体の食事をしているのにもかかわらず、力がはいると言うことは、力が有り余っているのかな。

 薪小屋の内部
 27日に撮ったもの
 折れてしまったまさかりと掛矢
 掛矢は、本体が木のものもあるが、このようなプラスチックのほうが弾力があり、使いやすい。

農業

キジギシ取りをした

 上畑西に、大豆を蒔くために、3畝のギシギシ取りをした。
 ギシギシは、以前にも書いたが、そのままうなえ込むと、残っていた根から又成長するので、これを畑から撤去しないといたちごっこである。 

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5月27日(火)

天候

 晴れ時々曇り 6時45分現在 13.6度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.7度/12.0度
 昨日の夕方には一旦おさまった強風が、朝から夕方まで吹いていた。 

生活

朝方薪小屋の中で薪つくりをした

 昨日に引き続き、玉切りにしてあった木をまさかりを楔代わりにして、それを大きなかけやでたたいて割っていた。
 以前も書いたような気がするが、木には割る方向があり、根元側より枝側からまさかりを入れたほうが、割れ易い。
 但し、節がある場合は、節の反対側から割るほうが良い。
 根元に近い太い木や、大きな節のある場合は、切り口が枝側でもまさかりがまったく入らず、はじき返される事が多いが、この場合でも、楔のほうが、何とか割ることが出来る。

 私の太いものや節のある木の割り方
 本当は楔を使用するが、今回は、柄が折れたまさかりの本体を使用し、これを掛矢でたたく。 
 楔が下まで抜けても、まだ割れない場合、より太い楔を打ち込む
 この楔は、硬い桑の木で2種類の太さの違うものを作った。 

農業

今日もキジギシ取りをした

 上畑西に、大豆を蒔くために、昨日に引き続き6畝のギシギシ取りをした。
 葉に虫が付いているものもたくさんあるため、取ったものは全部袋に詰めて、太陽に当てて蒸し焼きにする。

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5月28(水)

天候

 晴れ後曇り、夕方から霧雨 6時55分現在 10.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.9度/7.0度
 夕方から霧が出て、肌寒くなってきた。 

生活

薪小屋に野積みしていた薪用の木を全部移動させた

 出来るだけ雨に当たらないように、トラクターにつけたキャリアに積んで、移動させた。

家内が秋田から戻ってきた

 先週から家内は実家に用事があり、秋田に戻っていたが、16時ごろ帰ってきた。
 聞けば、またもや、N家、O家に大変ご厄介になったとのことで、離れてずいぶんなるのに何時までも親切にしてもらって感謝しています。

農業

毎日朝晩、ジャガイモやナスなどの虫取りを行なう

 虫取りをしている結果か、益虫が増えてきたためか(ずいぶん蜘蛛が畑に増えたような気がする)、以前に比べるとなり少なくなってきた。
 ニジュウヤテントウムシは片手で数えられる程度しか畑を一回りしてもいない。小さい黒い虫も、だいぶ数が減ったようだ。
 しかし、少ないのは、まだ気温が本格的に上がっていないためかも。

ギシギシを取り除いた畝から昨年の残渣から生育したジャガイモを取り除いた

 上畑西のほぼ全部でギシギシを取り除き、そのとき残しておいた、昨年の残渣から発芽したジャガイモを出来るだけ親芋(種芋)をつけたままでスコップで掘り取り、きちんとしたものは、ジャガイモ-2の畝(自家用)に定植し、それ以外は、廃棄した。
 親芋をつけて掘り取るのは、それが取れてしまうと、定植してもうまく育たない事と定植しないものでも、そのまま畑に残ると来年発芽する可能性があるためである。

 下畑の北側の一角にもジャガイモが芽を出していた。
 これは、始めて一昨年にここに植え、猪にやられて放置したものが、昨年、その残渣から芽を出して、その残りが今年、又、発芽したものだ。
 結構きれいな芽で、昨年始めて作り、今年で意図しないが2年目となる上畑西より、かなり状態は良い。
 ジャガイモは連作障害が出ると言うことであったが、結果的には、3年連続で連作したことになるのに、この状態はどうしたことだろう。
 これも掘り起こし、上畑東のジャガイモ-2の畝に追加で植えることにする。 

下畑のタラノ木の雑草を処理した

 畝と畝の間の通路からマルチの裾から中央まで、ビッチリと草が覆い被さっていた。
 それを手で一つ一つ通路がわに倒してタラノ木の空間を確保した。
 雑草を剥ぎ取ると、その下から1センチ以下の甲虫がたくさん出てくる。何の虫かは分からないが、今のところ、タラノ木には直接悪さをしていないようだ。
 後の始末は、蛙さん、トカゲさん、鳥さんにお任せ。 

ジャガイモの発芽数をまとめた

 26日に調査したものを今日まとめた。
 キタアカリは71%、メークインは60%、イータテベークは20%であった。
 地温が上がってくると、もう少し発芽数は増えると思うが、それでも昨年に比べると大変悪い。
 発芽だけでなく、生育も低温のためかあまり良くない。

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5月29(木)

天候

 雨 6時30分現在 8.6度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 17.2度/8.5度
 雨がやまず、少し濡れたことや気温が夕方下がってきたので、しばらくぶりにちゃんと薪を入れてストーブを燃やした。 

今日の写真

 6時40分 バルコニーからの南側
 久しぶりにストーブを焚いた
 白い袋は、ギシギシを入れた入れたもの。
 後で、集めて畑の外に出す。

生活

薪小屋で薪を整理後、割った

 設置していたパレットに薪が落ちないよう板を留めて、そこに今まで割った薪を積みなおした。
 その後、移してきた木を割り、ここに積んだ。
 雨のため、他の作業が出来ず、太くて節がある木を一日割っていたので、腕が痛くなってきた。

 このサイズで節があると簡単には割れない
 大体20年から25年物である。
 本来であれば、この写真の逆の方から割るのであるが、節があって硬く、楔がまったく入らないので、こちらの根元側から割っていく。
 真中ではなく、端のほうから順に楔を入れる。
 かなり太い節のある木でも端の方からだとうまく割れる率が高い
 端から順順に割っていく
 うまくいくと、この様に割れる
 最初から歯が立たないようなぶっとい節がある場合、チェーンソーで縦切りする
 最後まできらず、1/3程度残し、その切れ目に楔を打ち込んで割る。
 この様にきれいに割れる
 節のあるところはチェーンソーで切れ目を入れないと、木目に沿って割れるので、かなり変形してしまい、積み難くなる。

農業

地温が上がらず、作物が低温障害になるのではと心配している

 日中でも地温が13度しかなく、作物の生長が遅い。
 地元の人の話では、年によって田植後に低温になるときがあるとのことであったが、このことか。
 4月始めに戻ったようだ。

 スイートコーンの畝
 5月24日に葉の色が淡く感じられたので、トンネルの被覆を取り除いたが、この様に低温が続くのであれば、もう少しそのままのほうが良かったかも。 
 枝豆の畝
 この寒さでも少しずつではあるが、葉を伸ばしている。

タラノ木の芽が出た根っこをポットに移植した

 家内が、ビニールハウスで夕方遅くまで作業し、100本近くポットに移した。
 しっかり本葉が出ると、下畑のタラノ木エリアに定植する。

 タラノ木の根を育苗箱でふせて、その上にコモを被せておくと、発芽してくる。
 それを、ポットに移植する。
 しばらくすると、本葉が出てくる。

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5月30(金)

天候

 雨 6時40分現在 9.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 未測定
 昨日と同様、一日中冷たい雨が降っていた。
 日中でも吐く息が白く見える。

生活

今日も薪を作った

 今日も雨のため外の作業が出来ないので、一日、薪つくりをしていた。
 パレットの中央側に杭を立てて、こちらにもちゃんと詰めるようにした。

 今日までの作った薪
 これで、大体厳冬期の3週間分程度。

薪割りのコツその2

 昨日に引き続き、自分なりにつかんだ薪割りのコツを少し。
 木の根元側でなく、枝側から割ったほうが割りやすいと書いたが、例外がある。
 1つ目は、以前書いた枝側に節がある場合。
 2つ目は、ひび割れが入っている場合、その側から、ひび割れに沿ってまさかりや楔を入れる。
  両方の切り口に入っている場合は、枝側から割る。

 切り倒し玉切りにした直後の木より、少し時間がたってひび割れがある木のほうが割りやすい。
 したがって、自分のストーブに入る規定の長さに玉切りして、しばらくほって置くのが、割りやすくする方法である。

 この程度のひび割れが入っていると、ここから簡単に割ることが出来る 

農地水環境の第一回目の支払いがあった

 5月4日に行なった用水堀の泥上げの日当が19時からコミセンで支払われた。
 この連絡は、数日前に班の電話連絡網により18時30分との内容だったため、その時間に合わせていってみたら数人しかいなかった。実際は、19時とのことで、電話連絡中どこかで間違ってしまったようだが、どこで違ったか分からなかった。
 この電話連絡網というものは結構な曲者で、時々、まったく要領を得ない内容の連絡が来るときがある。
 それは、連絡内容が非常に漠然とした場合で、話す人の主観が入ってしまい、後でまったく違っていたことも往々にしてある。
 それでも、ここの人たちはそのことを何ら問題として認識していないようで、許容力があるというか、別の言い方をすると、かなり適当に生きているらしい。 

農業

牧野の畑の借用をキャンセルした

 新しい種類の蕎麦を作るため、牧野の畑を借りることにしていた。
 蕎麦は風に弱く、強い風が吹くと、根から倒れたり茎から折れたりして、畑全体が倒伏する事が多い。
 そうなると収穫は激減し、借地料を考えるとコスト高になってしまう。
 数日前の風の強い日に、その確認に借地を見に行ったら、ここは高台のため、心配していたとおりかなり風が強く、蕎麦の畑としては難しいと判断して、今日、正式に責任者に断った。
 他の関係者にも、断った旨を連絡した。

 何れ、来年の秋までには新しい畑は必要なので、引き続き、牧野の中に風が当たらないところがあるか、それとも、ここから少し離れたところにある1町歩ほどの山林の以前畑であったところを開墾するか、検討している。

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5月31(土)

天候

 雨 6時40分現在 9.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 11.5/8.0
 今日も一日冷たい雨が時折激しく降っていた。

今日の写真

 6時38分 バルコニーからの南東側

生活

今日も薪を作った

 毎日が雨で、薪小屋に移していた太い木はほとんど割ってしまった。
 パレットは30センチにきった薪を3列に積んでいるが、最前列は長さが足らず、短い薪のみを積んでいるため、通常の長さの薪はもう詰めなくなっている。
 以前からある薪小屋2つの薪とそれが乗っているパレットをここに移して、それらの小屋は取り壊すことにしているが、雨が続いているため、その作業が出来ない。

今日と明日は農休日 

 雨と農休日のため、夕方からはBSの撮りためていた映画などを見てすごした。

農業

電気柵の説明会に参加した

 猪避けの電気柵を中山間地共同組合が斡旋するので、購入者に対しての説明会が、13時からコミセンで開催され、申し込んではいないが、どんなものか興味があってそれに参加した。
 確かに効果があるもののようだが、柵の下の草刈をきちんと行なわないと、伸びた草と電気柵の電線が接触することにより、それを通じて漏電して効果がなくなるとのこと。
 又、犬猫も感電するが、生死に影響あるものではないとの説明もあった。
 村から購入価格が10万円以上であれば、5万円の助成金が出るとのことでもあった。
 すでに防獣網も購入していることもあり、どうしようかと思案している。


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