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飯舘村田舎暮らし日記

2010年07月18日 (日)


加工・販売

歌舞伎町農山村ふれあいイベントで販売

2時に起きて、子供たちを乗せて、加工所に行き、ここで販売するべく、娘と家内が深夜から徹夜で焼いていたパンを積み、彼女らも同乗し、いつもの二本松から東北道に入り、首都高に進んだらGoogleの地図のルート検索で印刷した地図と現地が一致しなくなり、どこか判らないところで降り、ナビを頼りに、落ち合う場所の新宿区役所を目指す。

幸い連休中日の朝だったため道路は空いていて、何とか区役所まではたどり着いたが、そこへの入り口が判らず、うろうろしていたら、今回コーディネーターをやってくださったH氏から携帯で連絡をいただき、近くで落ち合い、運転を代わってもらって、やっと販売場所に着いた。

予定の8時から少し過ぎだが、おかげさまで何とか無事到着。

ここは、田舎にはたぶん絶対にいない、そこここに寝ている人やホームレスの様な人がいて、雰囲気は一種独特であり、こんな所で販売できるのか多少気後れした。

それでもやるしかないと気を取り直し、現地の責任者の方(新宿区議会議員のN氏)に挨拶して、販売場所のテントを確認する。テントは川内村商工会と半分ずつ使用することになっていた。この半分というのが後で効くことになる。

川内村の人とも挨拶し、早速商品を車から運びテントの中のテーブルに陳列する作業に入ったが、気の早い人がいて、値札をつける前から商品を見定めて購入していただいた。

そのうちだんだん暑くなって、高原から来た身にはこたえるようなった10時過ぎ、開会のセレモニーがあり、新宿区長さんやライオンズクラブの人の挨拶があった。

それからは、舞台で歌や踊り、太鼓などのショーが始まり、そのまん前のテントだったため、スピーカーも目の前で、うるさくて商品の説明も満足に出来ず、客もショーを見たりで、売れなくなった。

ショーは、色々な趣向でべつ幕なしに続き、売れ行きも芳しくなく、当初の目的であるわれわれの商品に対する評価をお聞きすることも上に述べた理由でかなわず、閉会までその状態が続いた。

振り返ると、順調に売れたのは、開会式の前、陳列している最中だった。

今回の教訓としては、いかに事前の準備をきちんとして来て、すばやく陳列できる体制を組み、買う気でいらしているお客に対応できるかが、このようなイベントの肝のようだ。

途中、ここに来ることを教えていた妹が尋ねてきて、直接会うのは本当に10年ぶりぐらいなので、互いの顔を見合わせ、その間の年月を感じた。

午後になって、娘の旦那も駆けつけ、子供の世話や販売を手伝ってもらった。忙しい人なのに感謝である。

14時に閉会式があって、撤収していたら、コーディネーターのN氏が会場使用料といってテント当たりいくらと言ってきた。

取られるとはまったく聞いていなかったので、驚いたが、ここでもめていてもどうしようもないので、幸いテント半分なのため、あまり売れなかった売上げの中から支払ってきた。

最初から確認しないほうが悪いというとそれまでであるが、会場使用料が取られる事を始めから言われていれば、参加しなかった可能性が高い。

この分赤字がさらに増えたが、販売での赤字は当初から予想していたし、当初の目的のパンに対する評価はあまり聞けなかったものの、イベントでの販売方法、他のお店のやり方など大変参考になった。

さらに、後日、村からの支援金が入れば、収支はほぼとんとんとなり、これでよしとすることにした。

帰りは、相変わらず迷いながら、池袋付近まで行き、首都高に何とか入り、東北道でゆっくり戻ってきた。

準備中の飯舘村と川内村 準備中の飯舘村と川内村
開会式 開会式
 マイクを持って挨拶している人が新宿区長
われわれのテントの反対側から見たもの われわれのテントの反対側から見た会場
 奥手が舞台で、ビルの谷間のようなところであった。
舞台から見た会場 舞台から見た会場
 右手がわれわれと川内村のテント。
 左手のテントは少し離れているのに、われわれは舞台のすぐ前だということがわかる。

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