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2009年12月18日(金) |
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7時57分 バルコニーからの南側 |
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小麦畑に積もった雪の上の足跡は、たぶん狸であろう。 犬や猫は、普通は畝間などを歩き、こんなに派手に畝を横切る事は少ない。 |
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朝日を受けた矢岳山 手前の影は、西側の林によるもの。 強い東風をこの林は防いでくれるが、日陰も作ってくれる。 |
ここの行政区の第八班の女性だけの忘年会があり、家内はそれに参加した。
明日、同じ八班の忘年会があるので、それと一緒にやらないかと幹事が誘ったが、女同士でやりたいとの事であった。
役場で、開催された委員会に出席。
議題は、10月31日から11月1日に行われた「までいな休日」事業に関しての実施報告などであった。
この事業は、基本的には3年間実施するもので、今年がその3年目であり、総括的な事業報告会を開催するとの事。
また、継続して実施する場合はもう2年出来るため、各行政区でその意思があるか確認も行われたが、行政区総会などの手続きがあり、ペンデング事項となった。
実行委員としてこの事業に2年間お手伝いして思ったことは、単に田舎暮らしのPRや次の項目に書いた目的であれば、今までの方法でも良いのかもしれないが、「交流人口を増やしその結果、飯舘村に定住や二地域居住してもらう」という実効性のある目的であれば、今までやり方をもっと推し進めて考えることが必要なのでは。
1.この事業は、その性質上、単独かつ一過性のため、肝心の対象の田舎暮らしをしたいという都会人には、うまく伝わっていないのではないか。
というのも、参加メンバーの顔ぶれを見てみると、開催目的に沿った人は大変少ないようだ。PR媒体、時期などについて見直し、本当にそのような意欲がある人たちに伝わるような工夫が必要なのでは。
ただ、今までこの様な事業には無縁であった地元にとっては、大きなインパクトがあったように思う。
2.定住などについては、具体的な提案が出来るようなものとのコラボが必要と思う。
たとえば、クラインガルテンを作り、これを核として開催し、そのPRを兼ね、体験と田舎の見聞を合わせるとか、その建設が予算的に無理であれば、空家数軒を借りる、難しい場合は公民館などで、その中で田舎暮らし、農作業などの体験が完結する環境で行うなど、色々方法はある。
要は、色々なものとの有機的な相互作用で進めていく工夫が、必要ではないかと思う。これを役場の職員だけでは作業量的に難しいのであれば、たとえば実行委員会の作業部会のようなものを作り、そこで具体化する方策もあろう。
クラインガルテンに関しては色々あるが、たとえばここを参照。
上記の目的とは別に、このような事業そのもの存在理由は大いにあると考えている。それは、田舎観光事業(グリーンツーリズム)としての存在意義だと思う。
都会の家族を対象とし、旅行代理店とタイアップして、村内の農家と民宿、宿、食堂などを組み合わせて田舎体験コースを設定し実施することも、他にあまり例を見ない、この何にも無い阿武隈高原の夏涼しい純農村の飯舘村としては、検討してよいのではないか。
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