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田舎暮らし日記

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2009年10月12日(月)

体育の日

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天候

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うっすらと白くなっているところがあり、今年初めての霜が降りた。

今日の写真

5時56分 バルコニーからの南側

加工販売

福島市の駅前広場で開催されるマルシェジャポンin福島に出店した

朝早くから娘と孫を連れて、家内や加工所のオーナーが準備したお菓子や惣菜を車に積み、一緒に福島市の会場に行く。

屋台が準備してあって、その指定されたところに商品を並べ準備した。

ほぼ一段落ついたところで、他の出展者の屋台を見て回ったが、いずれもこのような出店に慣れているようで、それぞれにこった陳列や飾りをしていて、大変参考になった。

オープンの時間になったら、私どもの商品に問題が起こり、家内が困惑していたが、ここでは打つ手がなかった。

それは、密封した商品の中に水滴や水蒸気が発生したことで、飯舘村の出発時の気温が3度前後、ここ会場の気温がどう見ても25度近くはあるようで、この気温差により、この事態が発生したものだ。密封した場合に、このような温度差が予想される時期は、見本以外を保冷剤を入れた箱にしまっておくとか、冷凍ケースに入れるとか考える必要があった。

初めて経験した事柄で、大変良い勉強になった。

マルシェ・ジャポンについては、ここに来てこの看板を見るまで何かわからなかった。
 農水省の補助事業だった。
 ----後日談----
 かの「事業仕分け作業」を何気なくテレビで見ていたら、この事業も槍玉に開けられていて、この場ではあえなく廃止となったようだった。
 参加してこんな事を言うのも何んなのだが、私から見ても、どんな意義があるかよくわからない事業と思う。
 しかも、スタッフが山ほどいて、本当にこれだけこんな事に必要なのかと、費用対効果がほとんど無いように思えて、これも疑問だった。
両側に出店コーナーがあり、十数店舗が参加していたように思う。
われわれの飯舘村からの参加のブース
 この事業のよしあしは別として、参加店舗のディスプレーは大変参考になった。
 たぶん都会でのイベント慣れしているようだった。
 
葛尾村からの参加店舗
ここも、野菜のディスプレーがしゃれていた。
参考になるパッケージング
野菜はばら売りもあった
箱に入れて展示するのも参考になった。
 私などは、畑で使用する収穫箱そのものに野菜を入れて販売していたりするので。
 ほとんど途切れることが無くイベントがあり、ちゃんとした(プロとおぼしき)男女のMCがいた。
 この事業の趣旨からして、本当に出し物が必要か大変疑問であった。
 勘ぐれば、予算消化のためにしていると受け取られても仕方が無いのでは。
 本来の趣旨は地産地消なのだが、われわれのものが売れ無いのだから。

ここではほとんど売れなかった

他のお店も売れていないようで、そそくさと帰る所もあった。

理由は私なりに考えてみた。

1.このイベントに太鼓や踊りのショーがあり、その時間帯に集まったお客の大部分はこれがお目当てであった。

2.この日は駅前町内会のお祭りで、大勢の人が出ていたが、すぐ近くに沢山の屋台があって、ここに来た人たちはもうすでに散財した後のようだった。

今後はこのような条件、特にショーのあるイベントには要注意である。

出張販売でこんなに売れなかったことはたぶん始めてで、先の水蒸気とともに大変良い勉強になった。

「おさい」で夕食後帰宅した

以前イータテベイクジャガイモ研究会の試食会を行ったところで、いつもイータテベイクや雪っ娘の調理方法についてアドバイスや実際に作ってみてくださる方で、会としても大変助かっているところである。

いつものように大変おいしい夕食を食べながら、常連のお客様とも色々お話できて楽しかった。


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