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7時44分 バルコニーからの南側 暖かい地面に冷たい大気で霧が発生している。 |
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霧が時々かなり濃くなる。 |
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道路の様子 |
今回来ていただいた講師の先生は、迫力満点でかつ大変面白い人であった。その色々な話の中で、村の人口は今後決して増えることは無い、そのことを前提にして今後の政策を考えていかないといけない。移住者を呼んできて人口を増やすより、此村に以前住んでいた子供、孫を呼び戻すことのほうが効果的であるとの指摘は、目からうろこであった。
半分ぐらいの子供や孫は、おおむねこの村の周辺に住んでいでいる確率が高く、田植え、刈り取りやおじいさんが具合が悪いというと手伝いに来たりで、行き来をして助け合っている。それを将来的にこの村に住んでもらうような政策が重要になるとの事であった。
その後、講師を囲んでの勉強会が開催され、私も聞きたいことがあったため出席したが、次の集まりの時間が押し迫っていて、途中で退席したので、残念ながらお伺いできなかった。
しかし、このような外部の専門家の話を聞ける良い機会だったのに、6人程度しか集まらないのは、どうしたことかと考えてしまった。
森の駅まごころという直売所は、以前のステーキハウスを改築して、2008年11月にオープンしたもので、ひょんなことで我が家はパンなどの加工品とじゃがいも、カボチャナなどの農産物を設立当初から出荷している。
今年の3月末までは村の第三センセクターが補助金をもらって運用しているのだが、4月から民営に移管するということで、その設立総会があった。
私は、このような組織に詳しくなく、設立総会で議論されている内容にピンとこなかったのだが、7人の役員候補の中に指名され、それが総会で議決された。
その後の役員会で、監事に選出されたが、何で私が指名されたか今もって判然としない。移住者で直売所に出荷している人が少ない中、その代表として選ばれたのかもしれない。
ただ、選出された後、総会で話し合われた内容を役員会で再度聞いたが、大変意外なもので、こんな非常識なことがこの世の中に通用すると思っている事、もしかして通用している事が驚きであった。
それは、役員には特段の報酬が無く、実費弁済のボランティアにもかかわらず、損失が出た場合、役員間で全部かぶらないといけないと言われたことであった。役員報酬、成功報酬がまったく無い中で、損失だけを補償するとの事で、そんな話が通用すると思っている感覚に唖然とした。しかも、この組織は任意加入で、役員がこうしななさいと言ったところで、そのとおり動くという保障の無い組織である。
総会で承認された規約のこの部分に関しては、口頭でのみ議論され、文書として明確になっていないことや、役員の選出もここで決議されているため、後日、この規約を明確にした案を再提出し、その結果、まだそのような仕組みであれば、そんなリスクを負えるはずも無く、役員を辞任することも考えている。
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