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2009年11月1日(日) |
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紅葉が真っ盛り 屋敷のカエデ |
昨年よりかなり簡単なものにした。
カボチャを選別し軽トラに乗せて会場に行く。
厨房などにテーブルを運び、配膳時に使用できるように準備を手伝った後、軽トラでカボチャを加工所に運んだ。
ここで加工所のオーナーにも手伝ってもらいカットし、スチームコンベクションで硬さが残る程度に蒸す。雪っ娘カボチャを扱ってはいるが、切ったりしたのは初めてで、話には聞いていたが、その硬さに驚いた。
蕎麦を締めるのに使用する氷をいただいて、蒸したカボチャと一緒に会場に戻る。
11時オープン前に、都路林産開発のイベントでお知らせした浪江からのお客様と ご近所の方が見えられて、幸先が良いと思っていたが、お客さんは昨年より少なく、までい塾の参加者にも食べていただいたので、合わせるとほぼ同じくらいであった。
今回の使用した会津のかおりで作った10割蕎麦は、直前に挽いたこともあって、この蕎麦粉の粉としての特徴がよく出ていて、細く切っても崩れず、大変おいしい蕎麦に仕上がっていたのに、お客さんが少なくて本当に残念である。
今年のスタッフは、自然薯を提供いただいたY氏ご夫妻はじめ地元の人や移住者、やまでい塾でおいでになった人の中で4名の方など、大勢参加いただき、前回のように人手不足でお客さんにご迷惑掛けたということは無く、この点は大変良かった。
今年の産直販売は、前年より出品が多く、おかげさまで好評で、売り切れる商品も多く有って、反省している。
これ以外にも問題点は、今回も多々あり、前回のは事前準備でかなりクリアしたつもりだったが、今回も本質的な部分でまだあったことや新たな問題が出てきたりで、なかなか満足できる出来には程遠い。
ここに住んで5年もすると、だんだん判ってくる事がある。前回の反省点をクリアできない遠因は、この村の住民の意識の問題ではないかと思うようになった。
私なりに考えたその理由は、イベントを一過性と考えている、村外を対象としてあまり考えていない等々あるが、おいおいこの件については纏めて行きたい。
試食のときも感じたのが、今回も名前とは裏腹に香りはほとんど感じることが出来なかった。試食のときは、2週間程度前に挽いた粉なので香りが飛んだのかなと思い、今回は直前に挽いて匂いをかいでみたがほとんど無い。粉は、打ちやすいように小分けしてすぐ密閉したのだが、打つときもそんなに感じられなかったとの事であった。
もっとも、蕎麦は、育てて食べるまでを自分でやってみると、かなり微妙なというか繊細な食べ物で、比べ方が悪いかもしれないが、日本酒のようだと最近思う。それぞれの工程に細心の注意を払わないと、本当においしい蕎麦にはならないのではないか。よく、蕎麦名人といわれる人が山奥に引っ込み、ご自分で蕎麦を育てて、挽いて使用するという話を聞くことがあるが、その気持ちがわかるような気がする。
ただ、上にも書いたが、そば粉としての素質は大変良いものを持っていて、10割でかなり細く裁断しても、ブツブツ切れたり、もそもそすることは無く、十分に二八(そば粉8割、小麦粉2割で、口当たりが良い)などと比べても遜色ない食感に出来と思う。特にここの製粉所のように丸抜きで挽くと、白くて上品な蕎麦に仕上がる。
しかし、色が黒く口当たりに特徴がある田舎そば風でなくなるので、嫌う人もいるが、田舎が全部田舎風である必要も無いのでは。ただ、提供するさいには、その素性、特徴などをきちんとPRしする必要があるようだ。
10月にはいって、大変忙しい日々が続いたが、家内はもっと忙しかった。互いに、睡眠時間が数時間という日が続いたこともあった。これで、行事は一通り終わり、やっと少し休める。そのうち温泉にでも行きたいねとは話しているが......。
厨房や蕎麦打ちの写真もあるが、今回は割愛している。
蕎麦祭りの看板 K氏にお願いした看板。 例年非常にユニークな物を作っていただいている。 |
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までい塾にキャンピングカーで参加された方もいた S氏ご夫妻とJenma氏で、蕎麦祭りにお手伝いいただいた方々でもある。 |
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今年は、お通しと自然薯のすったものを事前にセットした 天ぷらは、雪っ娘カボチャとヤーコン。 ペットボトルは、返しで、付け汁は各自作るようにした。 しかし、これらの方式は、次回からは止め、お客が席についてから出すようにしたいし、付け汁も、こちらで調合したものを出した上で、各自の好みで割ったりするほうが良いようだ。 |
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会場の様子 | |
お菓子などの直売品 | |
野菜などの直売品 写真には無いが、大根も出ていた。 |
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